箱庭セラピー(療法)で何がわかる?受けて変化した自分を見た体験記録@関西/西宮

箱庭セラピー

こんにちは。ギボンヌです。

おそらく日本で1番箱庭をやっているであろう「旅する箱庭師ハルさん(ゆくい)」から、数年の間に2回の箱庭セラピーのセッションを受けました。

その間にグループセッションも何度か参加しました。

その数年の変化はなかなか面白くて、まさにその時の自分が箱庭に如実に現れているなぁと思いました。

私がハルさんの箱庭セラピーを受けたのは自覚的な心の悩みがあったわけではなかったです。

どちらかというと、「自分」というもののフィードバック箱庭を通してもらうという感じでした。

今回はそんな箱庭セラピーの数年の経過をレポートします。

箱庭セラピーに興味があるかたは、ぜひ参考になさってください。

箱庭セラピー(療法)で何がわかる?受けて自分を見た体験記録【1回目】@関西/西宮

1回目に受けたのは2018年の夏でした。

旅する箱庭師ハルさんのサロンは兵庫県の西宮にあります。

私はいつもハルさんのホームであるサロンで受けています。

でも、ハルさんは「旅する箱庭師」と名乗るだけあって、「箱庭キャラバン」として、呼ばれれば全国各地に出向きます。

広島の尾道東京は定期的に開催されているようです。

旅する箱庭師ハルさんの箱庭ダイアログ+

旅する箱庭師ハルさんのInstagram

 

私が初めて箱庭セラピーを受けた、2018年の時の私の状況はこんな感じでした。

あまり賢い方ではない私は、ない頭でがむしゃらに動きまくって、空回りして、疲弊して、努力したり動き回ったりすることをついに諦めた頃でした。

30代でカラダを悪くしてから、それをなんとかしようと頑張ってきたけど、あまりに無鉄砲すぎました。

できることはなんでもやるのは悪くないのですが。

頭がショートしていて、あまりにも賢くない状態での頑張りには問題がありました。

そして、その「頑張り」が果たしてどうなのだろう?と考えさせられるようになり、動かない選択をし始めていました。

つまり、いい意味で「諦め」ができてきていたころでした。

そんな私が作った箱庭は、まさに動かない。

平和的で、ダイバーシティ的でもありました。

そのときの「心地よい」がそこにありました。

無理して動かずに、スペースを作って、余裕を持って、動きやすくしたいということが箱庭にあらわれていました。

全くその時の自分とはズレがないと思いました。

正直なところ、自分にとって私の作った箱庭には意外性がなかった。

これまで感情の整理をしてきたことや、ある意味で吹っ切れたこと、丸腰でカッコつけずに生きると決めていたことがそのまま出た気がします。

この頃にはかなり自分に対しての偽りが無くなっていたんですよね。

だから、その後、箱庭セラピーを受ける必要性を感じることもなく過ごしていました。

箱庭セラピー(療法)を受けて自分を見た体験記録【2回目】@関西/西宮

1回目の箱庭セラピーのセッションを旅する箱庭師ハルさんからうけてから、特に箱庭セラピーを受ける必要性も感じないままに数年を経過していました。

それなのに、なぜ受けようと思ったか?

2023年までに社会的にも自分にもいろんな変化がありました。

社会的な変化は皆様ご存知の通りです。

そのおかげで人間関係も明確になっていったと思っている人は多いでしょう。

この期間に大きく変化した自分を感じた時に、「客観的に自分をみてみたい」と思って2回目を受けることにしました。

そして、申し込んだあと、私は両手に大火傷を負いました。

ハルさんは延期してもいいと言ってくれたのですけど。

この大火傷で自分が得たものがとても大きく感じていた私は、ますます自分の変化を見てみたいと思いました。

だから、延期せずに、火傷の痛みのまま、箱庭セラピーを受けに、ハルさんのサロンゆくいにいきました。

火傷を人に見せたくなかったし、見た目も痛みもひどく、人に会うことなどは考えていなかったのですが、予約をしていたお陰で動くことができました。

ハルさんと会うことや箱庭セラピーの時間(そのあとハルさんにインタビューもしました)は痛みを忘れる時間だったのでした。

2回目の箱庭セラピーのセッションを受けてみて、自分が大きく変化していることをしっかりとみることができました。

1回目の箱庭セラピーでは、私の箱庭は、「来るものを拒まない開かれた港」でした。

余裕しゃくしゃくな雰囲気を醸している

やさしさ、可愛らしさ、自由、

気持ち悪いとか、怖いとか、アホだったり、いろんな要素を受け入れた世界でした。

そこには「開いて晒す」という意志が表れていました。

そしてそこに表れていたのは

「自分を背後からは見せない」

という逃げ場がある世界でもありました。

奥まったところでくつろいでいる

けれども、2回目の箱庭セラピーは逃げ場がなくなっていました。

なんと360度、全方位に開いていたのでした。

 

2回目の箱庭 真ん中の金の玉は私を表している

良いも悪いもなく、全てがあって豊かな世界であるという認識になっていました。

一見悪く見えることは、実は大きなギフトだったりします。

火山が噴火している向こうに虹がかかっている

私はこの世界がとても豊かだと感じていて、この世界で安心して生きていけると感じているのでした。

私にとって縄文土器と虫たちは豊かさの象徴

両手に大火傷を負ったからこその境地だった気がします。

これは、作ろうとおもって、演じようとおもって、できるものではないそうなので、紛れもなく私なのだと思いました。

私は自分が作った箱庭をみて、なんだかとても安心しました

ハルさんはとても細かいところもみてくれていたりしました。

土器の向きが少し違うだけで箱庭は大きく変わるのでした。

例えば縄文土器の口が違う方向を向いていたとしたらどう感じる?とやって感じてみる

私は大量の木を使っていました。

棚にある緑の木という木を全て使った感じでした。

箱庭のセオリー?的には「木を大量に使うのはこういう心理」というのはあるそうです。

でも、ハルさんはそれをに当てはめずに、大きく「印象」として捉えてくれていました。

木を大量に使っていても、圧迫感がなかったそうです。

緑の色の木はほぼ全て使った

私は所謂「セオリー」的にされるのは嫌いなので、ハルさんがそういうセラピストではないことにとても安心しました。

ミニチュアを選んでおいてゆく20分間、ハルさんは存在を消していました。

でも、私の動きを見てくれていました。

これはあえて撮影をお願いしていた

手に取ったけど選ばなかったミニチュアも見てくれていました。

ハルさんは、箱庭だけをみているのではなく、人をみて、動きをみて、読み取っているのだと思いました。

私は疑り深いので、セラピストにしても治療家にしても、なかなか信用しません。

でも、ハルさんは安心感があります。

だから、この箱庭セラピーのセッションはとても心地の良い時間になったと思います。

また、自分の変化を感じた時に受けてみたいと思います。

おわりに

2回の箱庭セラピーのセッションを「旅する箱庭師ハルさん」から受けて、自分の変化を言語化しない部分も含めてみることができました。

言語化すると、事実からは離れてしまうものってあります。

言語化しないで感じることが必要なときがあります。

そんなときに箱庭セラピーってすごくいいと思うし、無理のない等身大の自分を見ることができるなぁと思います。

言語化が苦手な人も箱庭セラピーなら、表現しやすいと思います。

そして、何かを目指して進もうとする人なら、定期的に受けて変化を見てゆくこともいいのではないかと思いました。

ぜひ、箱庭セラピーを体験してみてくださいね。

最後までおよみくださりありがとうございました。

旅する箱庭師ハルさんのインタビューはこちらです↓

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