2023年も最後の日になりました。
2023年は私にとっては両手を火傷するという苦難があり、それのおかげで大きく成長できた年でもありました。
たくさんの方から応援をいただいた感謝の年でもありました。
いいことに見えること、悪いことに見えること、色々ありますが。
全てのことに感謝の1年でした。
そんなわけで、今年1年でリアル、ブログ、SNSで私ギボンヌに多大なる影響を与え、大きな喜びを与えてくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、勝手に、一方的に、表彰させていただこうという試みを今年もやってみようと思います。
【第3回】ギボンヌ賞2023年の受賞者の発表です!
ギボンヌ賞選考役員のギボンヌでございます。
さっそく、ギボンヌ賞の受賞者を、発表してゆきましょう。
今年は厳選なる選考の結果、名誉ある5名の受賞者を発表いたします。
ちなみに、過去2回のギボンヌ賞の受賞者はこちらのみなさまです。
過去の受賞者
【第1回】
たぬき様(審査員特別賞)
小関勲殿(ヒモトレ marumitsu)
幻冬舎(Gentosha)殿(けん玉)
辻敦志殿(つじ鍼灸院)
守伸二郎殿(和装界最強)
【第2回】
藤井勘一郎殿(JRA騎手)
木村友美殿(画家)
篠田法正殿(算命学)
滝口晃帆殿(音×身体×居場所&工房)
安田佳子殿(千年美容玄)
ホーリィ殿(ウィシブルガランナー)
素晴らしいみなさまでした!
【第3回】ギボンヌ賞2023年1人目のかた
ギボンヌ賞を受賞されたお一人目のかたはこの方です!
川西工業株式会社 殿
おめでとうございます!
川西工業株式会社さまは、今年、わたしが両手に深い火傷を負ったときに、日本で1番川西工業さまのグローブを使っているのではないか?というくらいに使わせてもらいました。
湿潤療法での火傷治療では、ワセリンを大量に使うのですが、ワセリンとの相性があるのですよね。
グローブ選びがめちゃくちゃ難しいのです。
両手の深い火傷の湿潤療法では、グローブにいろんな要望があります。
・油(ワセリン)と一緒になったときにそれなりの強度がほしい。
・とにかくすぐ欲しい。
・手が腫れ上がるのでネット購入ではサイズがわからないから少量で試したい。
・火傷の傷がグロテスクなので、透明だと一目が気にならない色が欲しい。
・洋服の脱ぎ着などで引っかからないような滑りが欲しい。
・毎日、いつまでかもわからない期間を大量につかうのでリーズナブルであって欲しい。
・粉がついていないものがいい。
そういうものが全てクリアされたものがわたしが使わせてもらっていた「ハイブリッドグローブ」でした。
ビニールとニトリルゴムのハイブリッドなのです。
これは油に強目です。
とは言っても一日中ワセリンにさらされると固く劣化してくることはしかたないのですけど、それはどんなものでも仕方ありませんからね。
しかも100均のダイソーですぐに買うことができて、10枚から試すことができます。
腫れ上がった手も、このサイズならワセリンで滑らせてつけることができます。
ラベンダー色なので、手のグロテスクな傷を家族に見られないで過ごすことができました。
辛い傷を見せると必要以上に心配されるので、見せないですむのは本当にたすかりました。
ゴム系は衣服の着脱のときにはとても引っかかるのですが、これはハイブリッドなので、引っかからないです。
おかげで24時間毎日つけていても不快感が少なくすごすことができました。
グローブには粉がついているものがあります。
湿潤療法ではできる限りワセリン以外のものは避けたいので、このハイブリッドグローブは粉がついていないこともありがたかったです。
私はこのグローブなしでは湿潤療法で綺麗に両手の火傷を治すまでにストレスが多かった可能性が高いです。
心から感謝しています。
ギボンヌ賞の受賞、おめでとうございます!
【第3回】ギボンヌ賞2023年2人目のかた
ギボンヌ賞を受賞されたお一人目のかたはこの方です!
小池敏夫殿!
おめでとうございます!
小池さんは私が両手を火傷したのを湿潤療法で治してゆく過程を、丁寧に並べて編集してくださったのです。
この火傷は人にはわかってもらえない辛い痛みが長期間に渡ってあったので、1人で乗り越えていく必要がありました。
治っていく過程は自分で毎日同じ見ていると、進んでいるのかわからなくなります。
そんなときに小池さんが比較できるように並べてくださったことは、大きな励ましになりました。
痛みをわかってもらえなくたって、自分で自分を励ますことができるからです。
小池さんは以前から私の「外反母趾が改善されていく比較写真」や「足首の回外が改善されていく比較写真」を綺麗に大きさをそろえて並べて、ラインを入れてくれるなどという編集をしてくださって、とても嬉しかったのですが。
今年は本当に救われました。
感謝でいっぱいです!
ギボンヌ賞の受賞、おめでとうございます!
【第3回】ギボンヌ賞2023年3人目のかた
ギボンヌ賞を受賞された3人目のかたはこの方です!
夏井睦殿!
おめでとうございます!
こちらのサイトでは症例や部位を入力すると症例を検索することができます。
夏井睦先生とは面識はありません。
夏井先生のご著書を読んでいた読者の1人でしかありません。
重版してくれい!
でも、夏井先生が「湿潤療法」を臨床に取り入れて、研鑽を続けてくださっていたおかげで、私は両手の深い火傷でも迷いなく湿潤療法で治療に向かうことができました。
そして、綺麗に、なんの手に不自由もなく、治癒することができました!
夏井先生のご活動は本当に素晴らしいと思います。
医療業界では「当たり前でしょ」という人もいます。
私の姉も看護師で、湿潤療法は当たり前のひとですが、私は姉からではなく夏井睦先生の書籍からキチンと知ることができました。
そういう人たちが一般人に向けて発信してくださることがないからです。
わかっていても、発信して伝えていかないのならその「新常識」は広がらないのです。
夏井先生は湿潤療法を一般に向けて広げてくださって、これまでの臨床での症例を細かくホームページに掲載してくださって、誰でも見られるようにしてくださっていることにとても感謝しています。
ギボンヌ賞受賞、おめでとうございます!
【第3回】ギボンヌ賞2023年4人目のかた
ギボンヌ賞を受賞された4人目のかたはこの方です!
こおりたひろ整形形成外科クリニック殿
おめでとうございます!
今年、ギボンヌは両手を深い火傷負うという経験をしました。
湿潤療法を知っていたので、もちろん湿潤療法で治すことは決めていたのですが、前にご紹介した夏井睦先生の本をよんでも、手指という部分に対応するやり方は細かく載っているわけではありません。
それに、火傷が治癒してゆく経過も、これほど深い火傷をしたことが初めてでしたのでわからないということがあり、経験値のある方に伴走していただいたほうがいいと考えました。
それに、湿潤療法が世間的には認知がまだ薄いこともありますが、湿潤させていることに、あれこれ言われないためにも、「プロフェッショナルに診てもらっている」という印籠も持っておきたかったのです。
こおりたひろ整形形成外科クリニックの郡田先生はまさに夏井睦先生の湿潤療法を忠実に取り組んでおられる先生でした。
郡田先生は患者に寄り添ってくださり、丁寧に患者をみてくださる先生です。
そして、スタッフのかたにも親切に対応してくださって、とても感謝しています。
ギボンヌ賞受賞、おめでとうございます!
【第3回】ギボンヌ賞2023年5人目のかた
ギボンヌ賞を受賞された5人目のかたはこの方です!
浜島貫殿!
おめでとうございます!
浜島貫先生は、ヒモトレの情報をTwitter(元X)で得るようになってから、いろんなことを学ばせていただいています。
飯能ベアフットマラソンにて
ヒモトレ、マンサンダル、ゴム紐症候群、素肌寝、井穴刺絡、などなど。
浜島先生のX(旧Twitter)
浜島先生の羽織でパシャリ
そして、今年はなんといっても「湿潤療法」です。
湿潤療法を教えていただいたのは、両手の火傷をする1年以上まえだったと思います。
私が転んで膝を擦りむいたときに、アドバイスしていただいたのです。
浜島先生のすごいところは、「探究心」と「追求力」です。
湿潤療法をつたえてくれるときにも、手ぬるい伝え方ではないのです。
厳密に教えてくださる。
ほんの少しの勘違いが大きな違いになることがあるからです。
足の裏のパックリ割れの湿潤療法での治し方も教えていただきました。
私はそのときに湿潤療法を教えていただいていたおかげでめちゃくちゃ私は優秀な湿潤療法患者になったと思います。
記憶にあるのは2つです。
「歯ブラシでゴシゴシやるくらいとにかく綺麗に洗うこと」
「浮いてる皮はカットする。ないほうが早く治る!」
この2つは本当に大事でした。
自分で浮いている皮膚をハサミでカットしていました。
前出の郡田先生からは「やることないなぁ。完璧!医者いらずですね〜」と褒めていただけました。
浜島先生にはその後も骨折で動けないあいだになった褥瘡に悩むお知り合いの家族のかたへのアドバイスをいただき、ブレスエアーも教えていただきました。
褥瘡はなおって、すこしでも快適に過ごされたようで良かったです。
褥瘡にはいいマットレスだと看護師の姉も言っていました。
ブレスエアーのことだったのですね。
ブレスエアーはご家族が気に入ったことで、お知り合いのかたも使われて「朝起きたときに腰が痛い時があったのがなくなった」ということでした。
それで、私も年明けの父の喜寿のお祝いに買いました。
注文したら翌日届きました!父には隠しているのでまだ巻いています。
なにしろブレスエアは血流が阻害されないのだそうです。
よくある低反発マットレスとは違うのだということがわかりました。
血流が阻害されないのなら、褥瘡が治りやすいこともわかります。
そんなありとあらゆる分野において、とにかく私が元気になるための、まるでレールをひいてくださっているような浜島先生です。
以前から感謝していましたが、今年は本当に辛いなかで遠隔で「カラッとした明るさ」で助けていただいたのでとても励まされて感謝しています。
ギボンヌ賞受賞、おめでとうございます!
おわりに
今年のギボンヌ賞は、私の手の火傷という体験が大きかったこともあって、それに関係する人の受賞にかたまってしまいました。
2023年もまもなく終わりますね。
たくさんの方に応援していただき、お世話になりました。
今年は当たり前のように思えることがそうではないことを痛感する一年になりました。
火傷の経験はとても辛かったですが、私にとっては大きな贈り物となりました。
とてもハッピーに一年を締めくくることができます。
みなさま、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。
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