こんにちは。ギボンヌです。
私はマンサンダルで冬を越すようになって3年ほどすぎたとき、初めてアカギレのようなものになりました。
マンサンダルの生みの親であるmanさん(坂田満さん)は冬が近づいてきた11月ごろから、毎年「足のケアを!手遅れになる前に!」と毎年のように言っています。
私はそれを聞いて、いつもケアをしていたからか、これまでアカギレやパックリにはならなかったのです。
私は手のアカギレやパックリ割れは薬害的に経験しているのでエキスパートレベルだと思います。
でも、足のほうは経験がなかったのです。
この度、晴れて足のアカギレ、パックリ割れを経験することができしました。
私がやっている辛いアカギレやパックリ割れの予防と治し方について書いてみようと思います。
辛いアカギレやパックリ割れが治らない!マンサンダルでの予防と治し方
足の辛いアカギレやパックリ割れの予防と治し方について書こうと思います。
おそらく、検索するほど困っている人はまずは治し方が重要だと思いますので、先に治し方から始めましょう。
辛いアカギレやパックリ割れが治らない!マンサンダルでの治し方
マンサンダルで生活していると、11月くらいになると土踏まずがカサカサしてきたりします。
空気が乾燥してくるからでしょう。
接地面はしっとりしているのに、土踏まずから乾燥してくるのがわかります。
土踏まずはアスファルトなど平らなところを歩いている分には常に浮いていますから、吹きさらし状態なのですよね。
寒くなっても自然の中で裸足で過ごしていれば、こんなに乾燥してくることはないのかもしれません。
土踏まずも土や落ち葉などが触れますから。
でも、現代人の私にとって、自然の中での裸足は不足しています。
そして、ほうっておくと、気がついたときには割れている、ということになったりするのですね。
割れてしまうと痛いし、なかなか治らないということをあちこちから聞きます。
現代人の私は、現代人なりの治療が必要になります。
私は幸い手のアカギレのエキスパートなので、アカギレしてしまっても痛い、辛い思いをすることなく、治してしまえたのですが。
マンサンダルでパックリ割れてしまうと歩いたり走ったりすると痛くなったり、さらにパックリ割れてしまったり、快適に過ごせなくなってしまいますよね。
だからといって、冬をマンサンダルで越さずに靴下や靴に甘んじることは本末転倒と思っています。
まずは私がやっているアカギレ、パックリ割れのなるべく楽な治し方について説明します。
アカギレとパックリ割れの治し方は湿潤療法で
アカギレやパックリ割れを治すのは湿潤療法がいいですね。
私は手のアカギレは湿潤療法を使っています。
これは治りが早いのが嬉しいところです。
現在、キズの治療は医療業界では湿潤療法が当たり前ということになっていて、いわゆる絆創膏、ガーゼのようなものを貼ることはなくなっています。
湿潤療法については「キズ・ヤケドは消毒してはいけない」(夏井睦 著)から学んでいます。
著書を是非ご一読ください。
足のアカギレ、パックリ割れの湿潤療法での治療
①アカギレ、パックリ割れの場所を綺麗に水洗いする。
〈注意!〉決して消毒をしないようにしましょう。
傷の箇所をさらに火傷させているようなものになってしまいます。
裸足で泥まみれになっていたりする場合は、歯ブラシなどで割れ目に汚れがないように、ゴシゴシと流水で洗うようにしましょう。
②割れているところをハサミでカットしてなだらかにする
割れているところが段差になっていたり、皮がベロベロしていると治りにくいので、ハサミでカットしてなだらかにします。
もし、痛くて触ることができない場合はカットしないでいいです。(※私個人の判断です)
③あかぎれバン(ニチバン)を貼る。
通常、湿潤療法では透明のフィルムのようなシートを貼ります。
プラスモイストという透明のシート状のものが湿潤療法ではよく知られています。
最近では小さな薬局でも透明の防水シートが売られています。
ですが、私は扱いやすいのと、剥がれにくいのと、滑りにくいという点で、アカギレバン(ニチバン)を使っています。
同じニチバンでもケアリーブではないので注意してください。ケアリーブはガーゼが付いているのです。
それだと湿潤療法になりません。
ちなみにこれは手のアカギレ、パックリ割れと同じ方法です。
④貼ったまま過ごす
毎日洗ってアカギレバンを2日くらい貼っていると、かなり治ってきています。
まだ治っていないようなら、また綺麗に洗って再びアカギレバンを貼ります。
足裏はマンサンダルや裸足だと剥がれやすいので、その都度綺麗に水で洗って張り替えます。
②のところで、痛くてハサミでカットできなかったものがある場合、2日くらい貼って痛みが無くなってくると思うので、ここて段差や皮のビラビラがある場合はハサミでカットしましょう。
⑤治癒
治ったらもうあかぎれバンを貼らなくていいです。
痛くないけど、割れている場合は、②からの治療をやります。
割れがあると深く割れて行きやすいので、平らに治してしまうようにしましょう。
裸足を邪魔しにくい最小限を考える
あかぎれバンはロールタイプもあるのですが、絆創膏型になっている肌色のタイプがおすすめです。
絆創膏型のものは、剥がれにくいように考えられてカーブがついています。
ロールタイプは形状的に角があり剥がれやすいので、特に剥がれやすい足には向きません。
絆創膏型になっているあかぎれバンは3種類あります。「あかぎれバン(関節用)」と「あかぎれバン(スポット)」と「あかぎれバン(指先用)」です。
スポットタイプは足のアカギレにめちゃくちゃ使えると思います。
なぜなら、なるべく最小範囲でしか貼りたくないからです。
せっかく裸足になって皮膚の感度を上げているのに、沢山広範囲に張ってしまうとカラダの動きに支障がでてしまいます。
できるだけ少ない範囲で済ませたいものです。
切り傷、擦り傷、刺し傷も湿潤療法で
この湿潤療法はアカギレやパックリ割れ以外に、切り傷や擦り傷、火傷などの外傷でももちろんつかえます。
マンサンダルや裸足では怪我をすることもありますから、防水シートやあかきれバンを小さなジップなどに入れて携帯しておくといいと思います。
大きな傷はシートのほうがいいと思います。
湿潤療法だと治りが早いし、綺麗に治ります。
血がでている場合はこまめに水洗いして貼り替えましょう。
怪我の場合はシートの下に血が溜まってくることがあります。
流水で血液を洗ってください。
山などで怪我をして水がない場合はお茶でもいいので綺麗に洗ってシートやあかぎれバンで応急処置をしておきましょう。
水道があるところで改めて綺麗に洗って新たにシートやあかぎれバンを貼りましょう。
塩化カルシウムを踏んだ炎症への対応
今年はアカギレだけでなく、初めて塩化カルシウムの炎症も経験しました。
塩化カルシウムは雪が降る前に撒かれる融雪剤のことです。
雪は溶けてくれても、生身の足には毒です。
これは人間だけでなく、犬や猫にとってもそうです。
塩化カルシウムの炎症については湿潤療法は痛みが少しマシになる程度で、治癒には関係ないと感じます。
ひたすら解毒するまで、過ごすしかないと思いました。
塩化カルシウムは11月くらいから撒かれていたりしますので、踏まないようにしましょう。
マンサンダルでも穴が空いていたり、挟まったりすると炎症がおきますから、撒いている上を通らない方がいいと思います。
辛いアカギレやパックリ割れが治らない!マンサンダルでの予防
マンサンダルで冬を過ごすようになると、アカギレやパックリ割れをすることがあるようです。
これはなぜ起こるのか?
知っておくと予防することができます。
アカギレやパックリ割れが起こりにくくなる方法
マンサンダルユーザーがアカギレやパックリ割れをするのは、角質が厚くなっているからです。
厚くなった角質が乾燥してくると、パックリ割れてくるのです。
割れたところから深く割れていきます。
つまり、角質が厚くならないように日頃からケアしておくと良いということです。
備長炭やヤスリなどを使って、角質をケアして、保湿しておくことが大切です。
【追記あり】
ヤスリの種類についても追記して書いておきます。
かなり角質が厚くなっている方は、それなりにしっかり角質を落とさないと割れてくると思います。
そういうかたは、それなりにごっそり落とせる下のようなかかとケアのヤスリを使った方がいいかもしれません。
やりすぎ注意です!
そんなに厚くはないかたはファイブセカンズシャインがオススメです。
こちらは削れすぎず、滑らかに垢が落ちるように角質を落とせます。
価格:2970円 |
ファイブセカンズシャインは偽物が多いので正規店で購入したほうがいいと思います。
こういったヤスリでのケアのあとは、ワセリンhgやベビーワセリンを足裏の接地面と側面の境目に塗り込みます。
ヤスリで削るのは傷なので保湿したほうがケアできると思いますが、足裏全体に塗るとマンサンダルで滑るのでぬりません。
【ワセリンについての追記】
ある方からの情報で、ビブラムソールに足の皮膚に影響する物質があるということを聞きました。
それで考えてみたところ、あり得るとと思えました。
そうであれば、マンサンダルの時にワセリンを塗りすぎるとその物質が足に付きやすくなってしまうことが考えられます。
新品のレーザーエンボスのマンサンダルはビブラムソールの削りカスが出ないようにマンサンダルをよく洗うコトや、足をたわしなどで毎日キレイに洗うコト(洗浄剤なしで)、足をサラッとさせておくことも、矛盾するようですが、アカギレ、ひび割れしないためには大事なのかもしれません。
私はたまに夜寝る前に角質ケアをして踵にクリームを塗って、ラップを巻いて寝たりします。
これは皮膚を保湿して柔らかくするためです。
柔らかいと割れないのです。
真冬にパックリいかないためには、足裏を常に柔らかく保つようにしましょう。
※マンサンダルのときにはワセリンベタベタさせないように洗うなり拭くなりして、サラッとさせておきましょう。
顔より足のケアをしている気がする私です。
【追記】
日常では、キュアリングしたごま油(足の甲、脛、膝など脚全体用)やワセリンHG(足裏やエッジなど部分)を使っています。
辛いアカギレやパックリ割れが起こりやすい場所
アカギレやパックリ割れが起こりやすい場所は、踵や小指の付け根の側面など、角質が硬くなりやすい場所が多いようです。
地面との接地面の角が硬くなりやすいので、ヤスリなどで面取りをして保湿しておくと起こりにくくなります。
それ以外にも起こりやすい場所があります。
それは人によって違いますが、日頃から「カサカサしやすい場所」は割れやすいようです。
なぜ、カサカサしているのか?というと、めぐりが悪くなっているからです。
私は今回、「親指の腹」が割れたのですが、ここは私にとって最もめぐりが悪い場所なのです。
実は親指は巻き爪のさらにキツイ嵌入爪のせいで、まだ痺れているのです。
これは現在治療中です。
詳しくはこちらに書いています。
もし、アカギレやパックリ割れがおこったら、そこが「めぐりが悪いのだな」と知ることができます。
足指の裏側が割れてくる人もいるとおもいます。
足指がちぢこまらないように、日頃から伸ばしたりほぐしたりしてあげましょう。
わたしは冬に関係なくマンサンダルになった初期の頃には線状タコができて割れました。
それで、角質がぶあつくなると割れるという現象が起こることがわかりました。
今は足(カラダ)が活性化されて、線状タコはできなくなりました。
これもタコの部分をキレイにカットして湿潤療法的に(その時は知らなかった)自分で治しました。
カットした方が治りが早いです。
裸足になったり、マンサンダルになったりしていると足が少しずつ目覚めて動き出すので、めぐりがよくなってきます。
それでもなかなかめぐりにくい場合もあります。
けれども足裏を観察していると大きな学びを得られます。
せっかくマンサンダルになったのですから、自分の足をしっかりと観察してみましょう。
私は魔女トレでかなり足のめぐりがよくなりました。
それでも、経過中は割れることもあるので、観察して自分のカラダを学んでいきたいものですね。
おわりに
今回はマンサンダルで冬を過ごしている中で辛いアカギレやパックリ割れの予防と治し方について、私がどうやっているかについて書いてみました。
足のケアをするようになることは、冬をマンサンダルですごしてこその醍醐味かなと思います。
足はすごく大切なのに、靴を履いているとその大切さに気づくこともできませんし、自然、環境、季節の変化にも気づけません。
足のケアをして、マンサンダルや裸足で心地よく生きてまいりましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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