コーヒーが急に飲めなくなった原因は?カフェインのせいではなかったらしい話

こんにちは。ギボンヌです。

私、コーヒーがすごく好きなんです。

そんな私はお茶のようにブラックでいただいていました。

けれども急にコーヒーが飲めなくなってきた時がありました。

きっかけは職場でいただくコーヒーでした。

豆を大袋で買って、まぁ、安い豆なんですが。

ちゃんと瓶に入れて冷蔵保存、残った豆は袋のまま真空密閉して冷凍保存しているのです。

しかし、なんというか、キツイんですねぇ。

馴染みの自家焙煎のカフェで飲むコーヒーは美味しくいただけるんですけどね。

大袋で買った豆とか、カフェなどの安いコーヒーがキツくて飲めなくなってきたんです。

よく「コーヒーのカフェインが…」なんて聞きますが、私はカフェインということで言うと、コーヒー飲んでも夜はよく眠れるし。

夕飯後にコーヒー飲んじゃうくらいだったんですよね。

それがもう、アレルギーのようにコーヒーを見たくなくなってしまったんです。

職場のコーヒーを1年ほど飲んでからです。

でも、コーヒー好きなんです。

美味しい珈琲屋さんでは飲みます。

これ、何の差??と思うんです。

そんな中、衝撃の事実に出会いました。

アームズ式コーヒーという焙煎方法と、ドリップ方法を知ったことからでした。

そこから私が「思ってたのと違う!」と、ど頭ぶん殴られた感じに概念がひっくり返った事がありました。

今回は、コーヒーが飲みたいけど急に飲めなくなった私が、アームズ式コーヒーから学んだこと自分の体験についてまとめてみたいと思います。

コーヒーが急に飲めなくなった原因はカフェインのせい?

コーヒーを飲んで胃がムカムカしたり、トイレが近くなったり、頭がもや〜っとしたり、頭痛がしたりすることってありますか?

私は若い頃からトイレが近くなることは自覚していましたが、45歳になって違うものが出てきました。

ムカムカしたり、頭がもや〜としたり頭痛がしたりするのです。

そんな体調の不調についてコーヒーのカフェインはしばしば問題にされますが、本当にカフェインが諸悪の根源なのでしょうか?

夕飯の時には緑茶やほうじ茶、煎茶を飲む事が習慣になっているのですが、お茶にもカフェインって入っていますよね。

「なんか腑に落ちないなー」と思っていました。

理由が知りたい。

そう思うと割とヒントが向こうからやってくることがあります。

安い豆のコーヒーが辛くて飲めない

私が飲めなくなったきっかけは、職場の大袋で安売りのコーヒー豆で淹れたコーヒーでした。

豆は買ってきてくるので、ありがたく頂いていましたが、だんだん辛くなってきてしまったんです。

苦いし、キツイし、ムカムカするし、頭は痛くなるし。

仕事しつつ飲むので、冷めてから飲むことが主なので、冷めるとますます飲みにくくなります。

コーヒー大好きなのに、飲めなくなっちゃいました。

自家焙煎のカフェのコーヒーは飲める

コーヒーが飲めなくなったと言っても、自家焙煎されているいつものカフェのコーヒーは美味しくいただけるのです。

(豆によって苦手なものはあります。)

これはコーヒー豆の鮮度なのか?

ハンドピックが丁寧だからなのか?

カフェインは敵なのか?

カフェインについて問題としている話をネットでも周りでも聞いていたので、職場でコーヒーをやめてほうじ茶にしていたのも考えました。(ほうじ茶もカフェインは入っています)

試しにカフェインの入っていないクロモジティーや麦茶や水を飲むようになりました。

でも、ほうじ茶飲んで調子が悪くなることなんて、元々ないんですよね。

職場のコーヒーをやめたことで、コーヒー由来の体調不良はなくなりましたが、果たしてこれはカフェインなんだろうか?

コーヒー好きなのでなかなか納得できません。

私は自家製小麦粉酵母でパンを焼いていて、「小麦粉悪」「グルテン悪」にも納得していないのです。

もしかすると…コーヒーの「カフェイン悪」にも、当たり前と言われている中に、なにか真実がかくれているのではないだろうか?と思ってモヤモヤとして過ごしていました。

コーヒーが急に飲めなくなった原因は?カフェインのせいではなかったらしい話

「カフェイン悪」についてモヤモヤしている折に、ある方から「コーヒーは好きですか?」と特別なコーヒー豆を分けていただけることになりました。

こんな事情がありましたから、「コーヒーをちょっと控えていまして…」と出かけた言葉を一度抑えて、「コーヒー好きです!」と喜んで分けていただくことにしました。

これは何か縁なのかもしれないと思ったのです。

アームズ式コーヒーとの出会い

その方がコーヒー豆を送ってくださったのですが、動画を送ってくださり、その淹れ方で入れるように、ということでした。

それが、アームズ式コーヒードリップ方法だったのです。

特徴は「1番だし」を取るということだとおもいます。

これが私がアームズ式コーヒーと出会った最初ですね。

コーヒー控えてたのに何故か買っていた「柿渋染めのドリッパー」を使う機会がきました。 

コーヒーミルも引っ張り出してこなくては、と。

ちゃんと淹れられるかな?という少しの不安と、また道具を使うことへのワクワクが芽生えました。

アームズ式コーヒーの動画をみた衝撃

それと、もう一つ動画を送ってくださったのですが、これが衝撃的でした。

WAKO COFFEEさんの動画なのですが、こちらはアームズ式のコーヒー焙煎方法について分かりやすいものでした。

この中で衝撃だったのは、コーヒー豆を50度のお湯で洗った時の汚れたお湯ですね。

一度ではないんですよ。

汚れたお湯がでるのが。

これはコーヒー豆を収穫した現地からの汚れなのですって。

しかも、現地由来の水がコーヒー豆に染みているというお話。

利尿作用って良いように言ってるけど、アレ?なにか違う気がしてきました。

コーヒー豆は発酵している

もう一つ、アームズ式コーヒーを知る上で1番衝撃を受けた動画を見せていただきました。

アームズ式コーヒーの竹林さん(上のWAKOCOFFEEさんの動画にも登場される)の完全に講義の動画です。

(この動画はシェアしていいのかを確認してから添付しています。)

前半だけでも見てもらうとかなりの衝撃をうけますが、良かったら全部ご覧ください。

この中で何が衝撃だったかというと、「コーヒーは発酵・熟成している」というお話です。

最初は、「コーヒー豆が発酵って当たり前、誰でも知ってることでしょ」って思ってみていました。

ジャコウネコの腸内で、消化酵素や腸内細菌によって発酵されているといわれているコピルアックなんかが浮かんできました。

が、その後私はど頭かち割られる衝撃を受けることになります。

焙煎したコーヒー豆も熟成している

実は、焙煎したコーヒー豆も熟成しているというのですよ。

いただいたアームズ式のコーヒー豆は密封容器で常温で保存できることを聞いていました。

いただいたのは夏、7月です。

コーヒー豆は、買ってきたら冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存するものだと思っていましたが、アームズ式コーヒーは違うというのです。

しかも焙煎直後より、時間が経って少し熟成してきたタイミングが「飲み頃」だというのですよね。

ちょっとびっくり。

ここではまだちょっとびっくりです。

淹れたコーヒーも熟成している?

本当に驚いたのは、「淹れたコーヒーがその後熟成していく」ということでした。

常温で3日、冷蔵庫で1週間。

はぁ??

衝撃です。

淹れたコーヒーを常温で置いておいたら、不味くなっていくでしょう?

しかも常温で?

はあ??

衝撃すぎです。

アームズ式コーヒーを淹れてみよう

私は素直な方だと思いますが、いい話を聞いたらそれを体感しないと気が済まないのです。

「ホンマかいな」

と思うのです。

こうして自分を晒してブログなどで発信している身としても、不確実なことは言えないですし。

ですから、自分でちゃんと確かめてみることにしました。

まずは、コーヒーを淹れる練習をしようと、いただいた2種類のコーヒーを挽いて淹れてみることにしました。

最初の動画にあったように、アームズ式コーヒーでは30gのコーヒー豆100ccの「1番だし」をとります。

それからお湯で好みの濃さに割ります。

最初はコンゴという豆です。

久しぶりでしたが、意外に上手いこと淹れられました。

雑味がない、さっぱりとした味。

日本人好みなコーヒーだろうと思います。

酸味好きな私には少し物足りない感じ。

2回目はコチャパンパを淹れました。

こちらは豆を細かくしてしまって、ちょっと失敗しました。

でも、美味しかったです。

まろやかで甘みを感じるお豆でした。

コーヒーを淹れて飲み比べてみよう

それではここからが本番です。

最初に淹れたコンゴをもう一度淹れてみます。

そして、3つ目の動画にあったように、「1番だし」を取って、今度は「2番だし」も味をみてみることにしましょう。

3つ目の動画で「2番だしを利用できないか?」と質問されている方がいたので、私もどんな味かを確認したくなりました。

そんなに微かなちがいなのかな?と。

「1番だし」と「2番だし」を取ったら、どちらもお湯で割ってから常温に置いて、経過を観察してみたいと思います。

この実験はギボンヌが動画の内容を検証するために自己責任でやっていることです。

アームズ式コーヒーは淹れてから原液冷蔵庫3日までの保存が推奨されています。ご注意ください。

「1番だし」のほうより「2番だし」のほうを少し薄めにするほうがわかりやすいのだそうです。

コーヒーを淹れて飲み比べた結果

コーヒーを淹れてすぐに香りと味を感じてみました。

コーヒーを淹れてすぐ

「1番だし」は甘い香りがして、コーヒーは一度目に淹れた時と同じくさっぱりとした雑味がない感じです。

「2番だし」はニオイからして「ウッ」となる薬品臭のような感じで、どちらかというと「臭い」

味は、舌先がピリッとする刺激

それと鼻に抜ける時に感じる「この味、なんか知ってるー!」な臭み。

コーヒーを淹れて6時間後

「1番だし」相変わらず美味しい香りがしています。

味も雑味ない、さっぱりとした感じに、少しコクが出てきたような気がしました。 

「2番だし」舌先の刺激が強いですね。

淹れてすぐに感じた「この味知ってるー!」と思った臭みが何かがわかった気がしました。

職場で飲んでいて飲めなくなったコーヒーからも同じような臭みを感じて辛くなっていたのだなぁと思いました。

少しトラウマ的な味と臭いです。

今度は吐き出して口をすすぎました。

コーヒーを淹れて12時間後

「1番だし」は相変わらず美味しい香りがする。

12時間経過してもそんなに味は変わらないかな〜?と期待していなかったです。

しかし、ここにきて「酸味」がでてきていました。

これは「腐敗的な酸味」ではなく、美味しい「酸味」なんです。

私はコンゴは淹れてから12時間熟成させたほうが好みだと思いました。

「2番だし」の方は時間の経過に従い、さらにキツさが増している感じ。

舌先のピリピリ、そして、あの忌々しい臭い

もう舐める程度にしか味見などできなかった。

すぐに吐き出して口をすすぎました。

追記:3日常温で置いてみた

7月の梅雨の終わりにコチャパンパを淹れました。

これはザラメくらい荒めに挽いた豆です。

これで1番だしと2番だしを両方3日置いてみることにしました。

これはアームズのコーヒーで推奨しているようなことではないので、全くの自己責任でやっている実験です。

本当は開けずに3日密閉したほうがいいんだろうけど、何回か味見してみました。

7月の梅雨が明けようかという時期にこんなことをやってみるのはどうかとはおもいましたが、やってみないと気が済まない方です。

発酵とか熟成とかって、人智を超えていることなので、決めつけないで、やってみないとわからないなと思うのです。

アイスコーヒーのベースなんかは瓶にいれて常温で販売されていたりするわけですしね。

結果としてはおいしさのピークは3日よりもっと早い時期にあったなぁとは思いましたが、美味しくのめました。

傷んでいるものを食べるとテキメンにお腹を下すのですが、それもありませんでした。

あと、この実験で気づいたのは、豆を粗く挽いたものは2番だしにも雑味が出にくいということ。

ほかの豆を使う場合にも冷めてからもなるべく美味しく入れるための学びにはなったと思いました。

アームズ式コーヒーを淹れる実験から感じたこと

アームズ式コーヒーは30gの豆100ccを抽出します。

それが「1番だし」といわれ、「2番だし」は捨てます。

これは1分程度のうちに抽出するコーヒーは旨味がでるのだそうで。

そのあとは、雑味がでてくるのだそうです。

アームズ式コーヒーは焙煎の前の段階で50度のお湯で豆を丁寧洗って、洗うことで浮き上がってわかりやすくなった虫食いやカビのある豆をしっかりとハンドピックされています。

だから、雑味がでてもマシなほうなのです。

マシなほうなのに、この不味さ。

市販のドリップバックだと、多くて12gとか、少ないものだと8gとか、平均10gくらいで、カップ1杯150ccくらいを抽出することを考えると、そりゃ、雑味もまとめて抽出することになりそうだな、と思いました。

特に、貧乏性素人の私は。

お中元お歳暮なんかでいただくドリップパックでコーヒーを淹れるときも、淹れ方を工夫すれば、もう少し美味しく淹れられるんじゃないかと思いますね。

職場のコーヒーも同で淹れていたなぁと思い返していました。

「1番だし」と「2番だし」に明確に分解してみると、味も明確に分解することができてわかりやすかったのです。

貧乏性は、雑味ごと飲んでるのだと思いました

なんとまぁ、残念なことでした。 

そして、その雑味というのは、カラダには良くないところだったのだと思います。

薬品臭、舌先のピリピリ感。

カラダに良いものではないでしょう。

カラダはわかっていますね。

アームズ式コーヒーのお豆で抽出した1番だしで割ったコーヒーを飲んでいても、具合は悪くならないんです。

あれは2番だしのせいだったのかもしれない

これは、正しくはわからないです。

私が実験してみて、舌と鼻とカラダで感じた主観だから。

それと、全てをカフェインのせいにするのは違っていたんじゃないかなとは思いました。

この実験のお陰で、カフェインを邪険にしないで、緑茶や紅茶も楽しめるようになったので、新しく茶葉を購入しちゃいました。

美味しくコーヒーもお茶も味わえるのは嬉しいです。

今回の実験をやってみて、是非ご自身で体験してほしいとおもいました。

おわりに

アームズ式コーヒーと出会ってしまうと後戻りができないって動画のなかで竹林さんがおっしゃっていたように記憶しています。

この実験をする前までは、自家焙煎のコーヒーは美味しくいただけていました。

今は、そういった丁寧に淹れられたコーヒーを飲んでいて、一つのカップのコーヒーのなかに「1番だし」と「2番だし」を分けて感じている自分がいます。

旨味を感じながら舌先が痺れているのがわかるんです。

「1番だし」では舌先は痺れませんから。

困ったな〜。

本当に後戻りできないかも。

元々、ドリンクバーのコーヒーとか、コーヒーもどきのようなものは割り切ってましたが、今回はそれどころではないです。

これまで感じていなかったものを一度感じてしまうと、ずっと分かるようになってしまうのですね。す

けれども、関西にはアームズ式コーヒーの焙煎所が奈良にしかないみたいだし。

とうしましょうね〜。

と思っていたら、私にコーヒーを分けてくださった方が、まもなくコーヒー豆を販売されるということがわかりました。

通販で買えるようになります。

多分、試してみたい方は多いと思います。

でも、買う場所がわからないと残念なだけですもんね。

また、情報が入ったら、販売主様に確認して、ここで紹介したいと思います。

情報をお待ちくださいませ。

コーヒーが大好きなのに私のように飲めなくなってしまった方に、違う選択肢やヒントになれば嬉しいです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました