食器洗い洗剤に代用できるものは?油汚れが落ちて手荒れも防ぐ安全なものについて

こんにちは。ギボンヌです。

私は過去に何年も治らないほどに手荒れをしていました。

それは仕事で使う洗剤のせいなのですが、あまりに酷くて、水を使う家事全般が辛い状態でした。

そのなかでもとりわけ食器洗いは辛いです。

酷い時はゴム手袋をして、その下に綿の手袋をして洗い物をしていました。

手袋でも荒れてしまうのです。

手が荒れてパックリ割れてきてしまうので、何もしなくても痛いのです。

痛みに耐えながらの苦痛な家事を何年もしていました。

現在はこの手荒れも治っているのですが、それは食器用洗剤を使うことをやめたことからでした。

 

酷い手荒れをしたおかげで、何が自分に悪いものかは手がセンサーになってすぐにわかるようになりました。

今回は、手荒れパックリわれて酷かった私が食器洗い洗剤に代用できるものを探求したことについてまとめました。

それによって、油汚れが落ちて、手荒れも防ぐことができ、自分に安全なものを見つけることができ、現在は手荒れのない快適な生活を送れるようになりました。

同じような手荒れで辛い方にご参考になさっていただけると幸いです。

食器洗い洗剤に代用できるものを探求する

手荒れがひどくて、いつも水仕事は全般に辛くなっていました。

手のひらには細かい水疱ができていました。

皮膚の下から泡ぶくが上がってくるかんじです。

これはターンオーバーで生まれ変わらないと薬を塗っても治りません。

手荒れがひどい人にはわかると思うのですけど、お浸しにする湯がいたほうれん草の汁も手にしみて痛いのですよね。

環境に優しいエコ洗剤は自分に優しいか?

粗品なんかでよくいただく食器用洗剤は、私の手が感じるところでいうと「劇薬」なんですよね。

触るのが恐ろしい。

職場での食器洗いでたまに素手で使ってしまうと結構酷く手が荒れてしまうので、手袋は必須です。

でも、この手袋もそういう洗剤を使っているとすぐに硬くなってきて穴が空いてしまいます。

洗剤の多くは手袋にもすごいダメージがあります。

手袋がカチカチになりますね。

自然に優しいとうたっている、又はイメージ付いている洗剤は手に優しそうな感じがしますよね。

しかしながら、最近職場の洗剤として使うようになったモノは粗品でもらう食器用洗剤と同じくらい、素手でさわるのにはキツイものでした。

自然っぽい名前をつけて、イメージがいいのですが、使うとキツイです。

そうなると、少々お高い自然派の食器用洗剤ということになるわけです。

私は色々は使っていませんが、一つ目で気に入りました。

色々探して、最初に選んだのは「えがおの力」という食器用以外にも使える洗剤でした。

これは植物油由来の脂肪酸を使用した面活性剤とお水から生まれた洗剤ということで、成分は石けん成分として、米ぬか・ヤシ・松由来の界面活性剤と脂肪酸カリウム(純石けん)脂肪酸アルカノールアミド(純石けん分以外 7%)安定化剤でできているということです。

難しい言葉がわからないのですが、完全に植物成分ということではないということなのだろうとは思います。

これは素手で洗っても手が痛くなくて、手荒れもひどくなりませんでした。

自分の手に悪い感じがしないのはホッとしました。

他の洗剤は触りたくなくなり、家中の掃除にこれを使うようになりました。

キッチンまわりの油汚れも少し置くとサッと拭き取るだけで綺麗になります。

少し置くだけで汚れが取れるものは、手にはとてもキツくて使う気がしませんでしたが、これはえがおの力は大丈夫でした。

換気扇周りの掃除にも油汚れが気持ちよく取れるので手荒れで億劫になってしまっていましたが、スイスイできるようになりました。

掃除は手袋でやるより、素手でやるほうがスッキリしますね。

私はメガネをかけているのですが、毎日メガネを洗うのにも洗剤は使いたくないですよね。

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わたしは、この泡になるプッシュボトルがメガネ洗いにお気に入りです。

素手で丁寧に洗えて皮脂汚れがスッキリします。

不思議なのですが、眼鏡が曇らなくなるのでお風呂掃除とか冬に助かります。

食器洗い洗剤は良いものでもなるべくなら使わない方が環境には良い

食器用洗剤を調べると、「生分解性」と言う言葉がでてきます。

この「生分解性」という言葉はちょっとわかりにくいですね。

例えば「生分解性100%」といっている洗剤は、すぐに分解されてなくなってしまうようなイメージをしてしまいます。

しかしながら、そういうことではないようです。

分解されるのに24時間で何%、2日で何%、というようなことですが。結局のところ、完全に分解されるまでは時間がかかるわけです。

日本では下水道があるから、排水はそのまま海にながれることはないといえばそうなのですけれども。

どんな良いといわれる洗剤でも、洗剤成分は使う量を少なくしておいた方が良いように思います。

食器洗い洗剤に代用できるものは?油汚れが落ちて手荒れも防ぐ安全なものについて

私は昭和に生まれて、食器用洗剤というのは必須であり、それがなくては清潔に洗うことはできないと思っていました。

けれども、それは本当なのでしょうか?

食器用洗剤の必要性について考えてみました。

食器洗い洗剤は必要なのか?

そもそも食器用洗剤ってなんのために必要なのでしょう?

中性洗剤はどんな汚れでも対応できるということだと思いますが、主に洗剤が必要な汚れは「油汚れ」だとおもいます。

ある日私は食器用洗剤を使わなくても油汚れが取れてよく洗えるという「タワシ」の存在を知りました。

「アクリルタワシ」です。

近所のおばあちゃん達がせっせと編んでいたりして、みんな「洗剤なしで油汚れが落ちるよ〜」と喜んでいるのです。

が、私はどうもその「アクリルタワシ」か好きではなかったのです。

あれは油汚れを吸着させるけれども、そのあと、アクリルタワシについた油汚れは取れないのです。

理科的に考えますとね、そりゃそうだと思います。

石油からできたアクリルタワシは元が油ですから、油汚れと仲良しでしょう。

そして離れたくないでしょう。

でも、アクリルタワシは使い捨てではありません。

綺麗に洗って乾かしておかなくてはアクリルタワシ自体が不潔になります。

そのアクリルタワシの油汚れを落とすのに洗剤を使うのであれば全く意味がないと思うのです。

それに、食器洗い用のスポンジというやつも、清潔には見えないのです。

なんとなく、納得していない状態でした。

そんな中、出会ったものが3つありました。

びわこふきん

びわこふきんガラ紡という木綿の糸で織られたふきんです。

ガラ紡というのは明治時代に開発された紡績方法で、当時は画期的でしたが、現在はその機械自体も少なくなってそれでよられた糸は希少になっているそうです。

これがどうやら油汚れが落ちるのに、何度も洗って使えると言うことなので取り寄せて使ってみることにしました。

不思議なことに油汚れがスッキリ落ちるのに、水(またはお湯)でゴシゴシ洗うと汚れが取れてスッキリしているのです。

ふきんについた汚れが取れにくいのは、割と人工的なもの(インスタント系)です。

着色料が入っているものなどは取れにくいと思います。

自分で作った調味料は大体こびりついて取れないということがありません。

そういう意味ではこびりついて取れない食べ物ものについても考えさせられます。

お腹の中でもこびりつくのか?とか。

こびりつきにくいもの食べたいと感じるようになりますね。

ヘチマのスポンジ

ヘチマのスポンジは上記のびわこふきんを知ったときにヘチマとびわこふきんと合わせて使っているという記事を読んで試してみようと取り寄せました。

私の場合、びわこふきん食器の仕上げ洗いに使う感じです。

びわこふきんの前にヘチマのスポンジゴシゴシとやっておきます。

それでほとんどの汚れをとってしまう感じです。

ヘチマも油汚れがこびりつきにくくて、水(またはお湯)で洗うと大体スッキリします。

穴ぼこなので、汚れが分かりやすいし、洗って干してすぐに乾くのもいいです。

今、無肥料無農薬栽培で、自分でもヘチマを育てています。

ヘチマタワシを時給自足できるようになると素敵だなぁと思います。

棕櫚のタワシ

棕櫚のタワシは以前から使っていたのですが、タワシ屋さんから使い方を教えてもらって、これは使えるなぁと思いました。

例えば油を使ったり、脂があるお料理の後のお鍋やフライパンを温かいうちにサーッと洗うと油汚れがかなり落ちるのです。

カレーやシチューなどのようにコッテリしているときや、お肉を焼いた後などはスクレーパーあらかた汚れを取ってからタワシを使います。

こびりついているステンレスや鉄のフライパンはステンレスのタワシをつかうこともあります。

棕櫚のタワシも水(またはお湯)で洗うと油汚れが残らなくて、スッキリするのがいいです。

100均のシリコンがぽこぽこしたタワシのようなシートが良いと聞いて試してみたことがありますが、それに油汚れが付いたら洗剤で洗わないと取れないので、結局つかうのをやめました。

食器洗い洗剤に代用できるものは?油汚れが落ちて手荒れも防ぐ自分に安全な工夫

結局のところ、昔ながらの道具が快適だなぁと思うようになりました。

自然の素材はどうして油汚れが取れるのでしょう。

アクリルタワシやシリコンのタワシのように洗剤で洗わないと油汚れが取れないということがないのです。

今使っているのは、びわこふきんヘチマのスポンジ棕櫚のタワシ(3種)、ステンレスのタワシスクレーパーです。

使う順番があります。

①スクレーパー

鍋やソースのついたお皿などのかたまりの汚れを集めとる。

②棕櫚のタワシ

あらかたの汚れをとる。

③ヘチマのスポンジ

細かいところもゴシゴシ洗う。

(普通の食器はここから)

④びわこふきん

仕上げ洗い。

少々の油汚れならびわこふきん1つで綺麗に洗えます。

という感じの順番で洗います。

洗剤を使わなくても綺麗にキュッキュッと洗いあがりますし、タワシやふきんがあまり汚れないのでそれを洗うのに洗剤を使う必要がありません。

たまに、「すごくふきんに汚れがついたなぁ」という時だけ、上記の「えがおの力」を使います。

揉み込んでしばらく置いてからもう一度ゴシゴシとしてから濯ぐと綺麗になります。

そうしていると、びわこふきんが汚れてこないで長く使えるので、これまでスポンジを何度も買い替えていたのがいかに無駄なことをしていたかと考えさせられます。

びわこふきんは綿の布で代用できるか?

びわこふきんは綿で織られた生地です。

ガラ紡という綿糸が良いからいいのだろうか?

他の綿糸ではダメなのだろうか?

試してみることにしました。

自分で綿の糸を買ってきて織ることにしたのです。

小さい段ボール箱を使って織りました。

編むのはタワシ自体をゴシゴシ洗いにくいのと、厚みが出てしまうので乾きにくくなるので、織ることにこだわったのです。

使ってみていますが、あまり違いがなく仕えています。

もしかすると、綿素材のふきんやリネンなんかでも同じように洗えるのかもしれません。

既成概念を一旦横に置いて、色々ためしてみたいと思います。

おわりに

今回は、手荒れパックリわれて酷かった私が食器洗い洗剤に代用できるものを探求したことについて書きました。

最終的に、洗剤を使わないというところに落ち着いてきました。

油汚れが落ちて、手荒れもしないし、家事が快適になりました。

洗剤で洗わないなんて、汚れが落ちてないのではないのか?と思う人もいると思います。

その気持ちもわかります。

自分がその感覚があったからです。

でもね、洗剤使っていて茶渋が洗えていないという状況もみるのです。

アレはどうなんでしょう?

洗剤ってヌルヌルして手が滑るから、しっかり洗えないし、泡があると汚れが見えませんよね。

手袋をして洗うと、汚れを指で確認しにくいですし。

むしろ洗った気になっていたように思うのです。

今はよく見てゴシゴシ洗いますからね。

これは歯磨きとも似ています。

歯磨きは歯科業界の人は歯磨き粉をつけない人が多いです。

なぜなら、しっかり磨くためなのですよね。

洗剤で手荒れをして悩んでいる人が快適になると嬉しいです。

それはもしかしたら、環境にとっても負荷がすくなくなるのではないかと思うのです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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