こんにちは。ギボンヌです。
暮しの手帖 別冊(2022)から石徹白(いとしろ)のはかまパンツを縫ってみました。
私はモンペが好きで、早川ユミさんの本からいくつかのモンペを縫っています。
石徹白のはかまパンツは、基本的にモンペと同じような作りになっていたので、とても惹かれました。
「きっと動きやすくて快適なパンツだ!」と思ったのです。
今回は下手っぴへっぽこギボンヌが石徹白のはかまパンツを縫ってみたことについてまとめました。
今回の記事は「マタギキちゃんねる」でもおとどけしております。
下手っぴギボンヌの石徹白(いとしろ)のはかまパンツを作ろう!①
石徹白(いとしろ)のはかまパンツとは?
石徹白のはかまパンツは、郡上市に伝わるはかまをベースに進化した日常着のパンツで、石徹白洋品店さんでその作り方を受け継いで伝えておられ、またお店で扱われています。
「石徹白のはかまパンツは岐阜県郡上市の石徹白という集落に伝わる衣服「はかま」をベースに、その土地に移り住んだ平野馨生里さんが、今の人の体型や暮らしに合わせて形にしたものです。
引用: 直線裁ちでつくる日常着 石徹白のはかまパンツ 【暮しの手帖 別冊】
忙しく働く日も、家でゆったりと過ごす日も。
あなたにぴったりと寄り添ってくれる日常着です。」
暮しの手帖別冊だけだと、作り方が残らないなぁと思っていたところ、調べてみましたら、石徹白のはかまパンツの作り方のBOOKを販売されていました!
とても素敵なBOOKです。
気になる方はこちらをお求めください。
紹介の写真でBOOKの中をみた感じでは、暮しの手帖別冊よりもわかりやすくなっていそうです。
石徹白(いとしろ)のはかまパンツを縫ってみた
さて、石徹白のはかまパンツを作る作戦タイムを持ちました。
まずはノートに書きます。
ギボンヌの作戦ノート
私は浴衣の反物から作ろうと思っていたので、本にある布幅40センチは足りず、34センチほどになります。
これは問題ないと思うのでそのまま34センチでいきます。
股マチは縫ってみて気がついたのですが、いつも作るモンペのように布端が出ないように縫うには、縫い代が足りないですね。
というわけで、股マチと、コマチの布を縫い代を考えて大きく設定し直しました。
下手っぴギボンヌの石徹白(いとしろ)のはかまパンツを作ろう②
石徹白(いとしろ)のはかまパンツを縫う材料と道具と参考書籍
今回は手縫いで完成せることにしました。
モンペは最初は手縫いにしておくと、間違えても潰しがきくからです。(「潰しがきく」とは関西弁なのかな?)
【使用材料】
バブリー電通浴衣の反物(中古品をメルカリにて入手)
ダルマ家庭糸 太口 #20(col.白)
ダルマ家庭糸 太口 #20(col.赤)
ダルマ家庭糸 細口 #300 (col.35)ベージュ
クローバー セルフ針〈取合せ〉13-305(老眼がきてるので、これがあるとかなり効率があがる!)
【参考書籍】
暮しの手帖別冊 『おしゃれと暮らし』
種まきびとのチクチクしごと
早川ユミ
股マチは「種まきびとのちくちくしごと」を参考にしつつ、さらに工夫しました。
あとは、本の通りに(多分)縫いました。
内ポケットはこれまでにやったことがないやり方だったので少し戸惑いました。
よく読んでいるつもりですが、1回目は読めていないことが多いですね。
今回は染めも入れてみました。
KIKYUさんのベンガラ泥染めの古色をいれてみました。
本にはない「後ろポケット」を染めて付けてみました。
ゴムなしの石徹白のはかまパンツ(ゴム紐症候群)
私はゴム紐症候群を知ってからゴムなしの衣類を作るために服を作り始めました。
もちろん、石徹白のはかまパンツも「ゴムなし」です。
でも、ある細工としてゴム紐を使っています。
下手っぴギボンヌの石徹白(いとしろ)のはかまパンツを作ろう③
素敵なはかまパンツが完成しました!
浴衣の反物を使っての石徹白のはかまパンツはなかなか心地よいです。
素敵なレシピをみて、好きな服を作ることって、本当にウキウキしますね♪
おわりに
今回は、暮しの手帖別冊(2022)の中から石徹白のはかまパンツを作るということで、早川ユミさんの種まきびとのちくちく仕事も参考にして自分の思う形に作ってみました。
一つの本だけでなく、少しずつ作っては学んで、他の本の作り方に取り入れていくことができると楽しいですね。
早川ユミさんの日本の農民のモンペパンツを何枚も作ってきたので、「こうしたい!」と思ったように股マチを縫いあげることができました。
内ポケットは初めてのやり方に戸惑ってしまって、今回は課題が残りました。
少しずつ上手くなりたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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