魔女トレで知った「坐骨で座る」やり方と大切さ

魔女トレ

こんにちは。2023年の6月のギボンヌです。

2020年の7月と11月に魔女トレを受講してから、両手に大火傷をおってできない期間がありつつも地味に魔女トレを継続しています。

魔女トレからは沢山の学びと恩恵をいただいています。

その中でもこれだけでも「すごい!」と思っていることがあります。

それは「坐骨で座る」ことができるようになったことです。

できなかったときはわからなかったのですが「坐骨で座る」ことができることは私にとって大きいなぁと気づきました。

今回は魔女トレで学びできるようになった「坐骨で座る」ことの大切さと、それを教えられる魔女・西園先生の凄さについて書いてみたいと思います。

西園先生の書籍魔女トレ (足元にある、動きの「素」) が発売されています。

私がやっている魔女トレの内容については下記ブログを参考になさってください。

魔女トレで知った坐骨で座ることの大切さ

私は魔女トレで「坐骨で座る」ことができるようになりました。

それまでも「坐骨で座る」っていうことについてはやろうとはしていましたが、できていませんでした。

坐骨で座れているのか?

坐骨で座るとはなんでしょうか。

坐骨のこの赤いポイントのところが今回のキモです。

「坐骨で座る」というのは、坐骨という骨が地面に立った状態に座るということです。

上の絵で言うと、骨盤の骨の1番下の先端の赤いポイントのところ。

坐骨で座ることを無理矢理やろうとしたらできる人もいるでしょう。

全然できない人もいるでしょう。(かつての私です)

「坐骨で座る」ということは「坐骨という骨が立った状態で座る」というだけのような部分的なことではないのですよね。

それに付随して全身が連動しているという前提での「坐骨で座る」ということだと思います。

骨盤の前傾とか後傾とか

坐骨に行きあたった人は、その前に「骨盤が前傾してる」とか「骨盤が後傾してる」と言われることがあったかもしれません。

私は完全に骨盤は「後傾」でした。

お尻が垂れてる。

膝が落ちてる。

胸も垂れてる。

みたいな、中年三重苦な状態でした。

そこから、「坐骨で座る」のはなかなか難しく感じていました。

「坐骨で座る」を教えるのは難しいらしい

私は「坐骨で座る」ことが気になって学びにいったことがありました。

書籍もだされているわりと有名な整体の先生でした。

「坐骨で座る」ことはその講座のテーマのなかの様々なことの一つでした。

実際に椅子に座って「坐骨で座る」を指導していただきました。

しかしながら、「坐骨で座る」ができるようになる指導ではなかったのです。

「あなたは坐骨で座れていません」

ということを知らされるだけのでした。

「違う!もっと奥で座って!もっと!そこ!」

と言われるわけですが、とてもとても腰が痛いのです。

硬くて動かない腰を無理矢理前傾させて坐骨で座るようにする感じです。

「本当はもう少しだけど、しかたないですね。」

腰骨にすごく負担がかかるのがわかりました。

私にはできませんでした。

「坐骨で座ることがあなたには程遠いですね」と言われている感じです。

受講者の全員が坐骨で座れていなくて、同じような指導を受けていました。

私は家に帰ってからもやってみようとしましたが、とても腰が痛くなってしまって断念しました。

その後、ぎっくり腰のようになって、もうそれをやってみようとすることもなくなりました。

ですから、練習ができないのです。

時間をかけてもできるようになるならやりたいけど、それもできないのです。

つまり、再現性がなかった。

その講座は講師が自分のすごいカラダを「すごいでしょ」と自慢しているのを指を咥えて見ていただけのようでした。

「あなたたちもこれくらいになるまで頑張りなさいよ」と言われた感じです。

でも、やり方は教えてはくれなかったので、「坐骨で座る」ということは私には難しいことだと思わされるだけの結果となりました。

今思えば、その講師は自分なりのやり方を見つけていたけど、指導して受講生ができるようなる方法は持ち合わせていなかったのかもしれません。

または、勿体ぶっていたのか。

なんにしても、なんとも悔しい思いをした講座でした。

しかしながら、それでよかったようにも思っていました。

私はその講師の身体つきをみていて、すこしシックリこないところがありました。

やたら胸が出っ張っているのです。

みていて無理がある感じがしていました。

自分が目指すところではないのでは?と思っていたので、その講座一回きりでその後行くことはありませんでした。

坐骨で座るを教えてくれた魔女トレ

その講座の3年ほど後、魔女トレに出会いました。

魔女トレは正直どういうものなのか、よく分かっていませんでした。

でも、信頼するかたから講座のご案内をいただけたことから、YouTubeの動画で受講日まで毎朝予習を始めました。

主に足のことを予習していたので、まさか「坐骨で座る」をやるとは思っていませんでした。

魔女トレの「坐骨で座る」

魔女トレで「坐骨で座る」ことを西園先生は「床に坐骨をぶっさす」というような表現をされますが。

できるようになってみると「まさにぶっさすだ!!」と思いました。

魔女トレ一回目の受講で、すぐにその場で「坐骨で座る」ができてしまいました。

それこそ、実際にやったのは1分や2分のことだったと思います。

受講者の方々が「ほんとにぶっささってる!」と口々に反応されていたので、ほとんどの方が「坐骨で座る」はすぐにできるようになったのだと思います。

前述の講座ではやり方も教えてもらえず、勿体ぶられただけだったのに。

魔女トレではたくさんのワークの中に「坐骨で座る」ためのものがありました。

坐骨で座るための魔女トレのワーク動画

ギムニクボール空気はパンパンにしないで、ある程度しぼんだ状態で使います。

このギムニクボールは初めての受講前に買いました。

坐骨で座れるようになっただけでも、買った甲斐がありました!

ワタシのギムニクボールは黄色です。

骨盤を立てようとか、前傾だ後傾だと考えなくても、普通にトンと座ると『坐骨で座る』が身体で理解できるようになるのですから驚きでした。

魔女トレの最初の受講については下記ブログを参考になさってください。

坐骨で座ることが大切な理由

そんなあっけなくも、普通に座ったら『坐骨で座る』ことができるカラダになってしまいました。

坐骨で座ることが普通なカラダになってみて感じたことは、色々あります。

長時間座り仕事をするときには、坐骨で座ると疲れにくくなりました。

正座するときも坐骨の存在を感じて、良い位置で座ることができて楽に座れます。

立つことも、「坐骨で座る」ことに足がついた感じなのだと気付きました。

積み木を重ねるイメージなのです。

坐骨で座る位置を感じられるようになってから、カラダがセンタリングされやすくなったという感じがします。

センタリングって自分の感覚で言っています。

軸でもなく、全体的に自分の真ん中の位置を捉える感覚という感じでしょうか。

骨盤の前傾だとか、後傾だとかの情報に振り回されることがなく、ただ、坐骨ですっと座って、スッと立つ感じになりました。

結果的に骨盤の後傾は改善されているようですが、前傾にする意識はしていません。

意識して、形を作り、それを意識して継続するやり方は少しちがうと思っていたので、魔女トレは普通に座るだけで「そうなる」ので、私には嬉しい体験でした。

やっていたら勝手にそうなっていたことを観察するほうが私は好きなのです。

坐骨で座ることができるようになると、股関節の動きや、背骨な肩や手なども自由に動きやすくなったように感じますし、力も入りやすいように思います。

これは日常生活にも大きな恩恵があります。

老後のことを考えても、ギムニクボールでいつも坐骨の存在を確認していくことが自分でできるのはありがたいです。

ランナーやその方のスポーツをされるかたやアスリートの方は、長く継続していけるためにも、坐骨の存在を今一度確認しておくといいのではないかと感じました。

魔女トレで知った「坐骨で座る」を早めに知ること

2023年になってから、ご近所の70代のマダムに坐骨で座るを教えたいとおもって、このギムニクボールで座る運動をおつたえしたことがあります。

70代になっていない私にはわからなかったことなのですが。

こういう運動も、簡単ではなくなるようです。

同い年の友人にお伝えしたときは私と同じように「ほんまや!坐骨がぶっささってる!」という感じでしたが、そうはならない。

そう思うと、私のように特段スポーツも運動もしていない人間にとっては、40代のうちに魔女トレに出会えていて、よかったと思います。

今から「坐骨で座る」をスタンダードに保っていきたいと思いました。

おわりに

今回は魔女トレで学びできるようになった「坐骨で座る」ことの大切さとか、それを教えられることの凄さについて書いてみました。

魔女トレ以外の講座を受けたときにほとんどの人が「坐骨で座る」ことができなくなっているのだということを知って衝撃を受けたと共に、自分もそうだったことが残念でした。

「坐骨で座る」ひとつが、頑張ってもできないのですから。

でも、魔女トレでは、頑張らなくても気持ちよくできました。

その後も自分でギムニクボール一つで明確に確認しなおすことができます。

これは西園先生が動画で惜しげもなく発信してくださっているものですし、多くの方に知ってもらえたらいいなぁと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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