こんにちは。ギボンヌです。
箱庭セラピー(療法)を日本一やってるんじゃないかと思う「旅する箱庭師ハル」さんについてインタビューしてみました。
箱庭セラピー(療法)とはどんなものなの?受けてみないとわからないものでもありますが、ハルさんのインタビューを読むとちょっとイメージしやすくなると思います。
インタビューをさせてもらって、箱庭セラピーは言語化が苦手な子供さんにとてもいいのではないかと思っています。
もちろん、大人にも。
そのあたりもお聞きすることができたと思うので、箱庭セラピー(療法)に興味がある方は、よかったら読んでみてください。
箱庭セラピー(療法)と出会ったきっかけ【旅する箱庭師ハル】
ハルさんはどんなきっかけから箱庭セラピーをやり始めたんですか?
箱庭は〜自分の手で何かをしたいなと思って、いろいろ探していたんよね。(ハルさんは少し広島なまりがある)
そもそもね。
最初からセラピーに行ったわけじゃなくて、最初にたどり着いたのはマッサージだったんよね。
でも、マッサージをやっていく中で、しんどい人が来るけど、体ってどれだけほぐしてもまた来るんよね。
体をどれだけやっても、「心と体のバランス」なんだなとすごく感じることがあって。
どちらかを整えても悪い方が引っ張って落ちてしまうなぁと。
それで、心のほうも整える必要があるよねとは思うようになったんだよね。
確かに心が落ちてるとカラダもしんどかったりするし、逆もありますね。
僕はマッサージの仕事は好きだったし、できることを一生懸命やってたんだけどね。
そんな時に戸籍を変えるタイミングがきたんだよね。
そのタイミングだったんだ。
そうそう。
そうなると体をいじらないといけないわけで。
術後は力を入れにくい時期があって。腹筋も胸筋もね。
そっかー。
結局、オペの後に一旦マッサージを止めて、さて、どうしようってなった。
それで、じゃあ「心の方」をやろうって思ったわけよ。
でも、心の方って言ってもさ、カウンセリングって…行ったことないんだけど…対面じゃん。
自分は対面が苦手なの。
例えば「ようこそ。どうぞ座ってください」とか言われて「今日はどうしました?」とか言われたとしてさ。
あ、これはイメージだけどね。行ったことないからね。
例えば「大丈夫ですよ。何でも喋って。」とか言われたとしても絶対無理だと思って。(笑)
私は無理だなぁ。カウンセリングとか、知らない人に自分のこと話すの。
そうなんだよね。
喋るのもままならないとか、よくわからないから行ってるのに、喋ってとか言われて無理じゃんね。
いきなり知らない人に「言葉にして」伝えられるくらいなら来ないって!と思ったの。
だから、それを自分がやるのは無理っていうか、イメージがなくて。
そういう心を扱うのでできそうなことって他にあるかな?って思って「セラピー」を検索したの。
それでたまたま「箱庭セラピー」がヒットしたんだよね。
えー。そうなんだ!
そうそう。
すごい検索したの。
僕は心理学の専門でもなかったし、大学では習った程度しかなかったからね。
で、箱庭セラピーを見つけた時は「なんじゃこりゃ」ってなったわけ。
ミニチュアを使って砂に置く?こんなのあるんだ!って。
面白そうだと思ってホームページを見ていたら「やってみたい」ってなったんだよね。
それで体験を受けに行ったんだよ。
それはどこで受けたんですか?
その時緑地公園にあった「あさの旅カウンセリングオフィス」って言う、浅野先生がやっている箱庭セラピーの学校だったんだけど。
そこで初めてグループ箱庭セラピーを体験したの。
えー。大阪にあったんですね。
そうそう。あったの。
説明を受けて、やってみて、すごい楽しかったのね。
ミニチュアがめっちゃたくさんあるだけでもテンションが上がるし、砂に触っても気持ちいい〜ってなるじゃん。
ハルさんのミニチュア。ハルさんは砂の感触にもこだわって選んでいるそう
で、楽しいが先行しちゃった。
今まではそういう自分(マイノリティな自分)をバレないようにしながら生きてきたのに「楽しい」が先行したもんだから、そういうのが引っ込んで。
「わー!おもしろーい!」ってだけでミニチュアを置いてしまったんだよね。
置いた後に、「何も考えずに置いてしまった」みたいな感じになったんだけど。
西宮のサロンにて ハルさん
それをみんなでシェアする中で「ここに置いてくれて嬉しかった」とか「なんでこれにしたの?」とか、自分が置いたものに対して皆んなが関心を寄せてくれるわけじゃん。
それまで僕は、「変わってるね」とか言われてたけど、その一言で済まされることが多かった。
それ以上に踏み込んで、自分に興味を持ってくれる人があんまりいなかったんだよね。
そのとき初めて参加したグループの箱庭セラピーでは、1歩踏み込んで関わってくれたの。
それが、純粋に嬉しかった。
そこではとにかく「楽しい」しかなかったから、そこに表れたのはまぎれもなく「素の僕」だったんだよね。
それは大きな体験だったし、衝撃的な体験だった。
それで「勉強したいです」って箱庭セラピーを始めたわけです。
だから最初は全然存在も知らなかったんだよね。
箱庭セラピー(療法)サロンをオープンしたきっかけ【旅する箱庭師ハル】
それは何年ぐらい前ですか?
それが10年位前だと思う。学校に通ったのは2年位で。(インタビューしているのは2023年です)
あの時に見つけられて本当に良かったなと思う。
今は無いから。
その衝撃は忘れられないんだよね。
そうだったんですね〜。初めて聞きました。
箱庭セラピーはやればやるほど面白いから。
初級、中級、上級みたいなのがあって、全部を受けて、卒業したんだよね。
そのあとは、しばらくは先生の所を借りて箱庭セラピーのモニターを募集してやってゆくつもりだった。
たくさんの臨床を経験しかったからね。
でも、そうしているうちにすごく良い物件が見つかっちゃって。
まだサロンをするつもりはなかったんだけど、「物件を借りて自分でやれるんじゃない?」と思って。それでやりだしたんだよね。それが「ゆくい」の始まり。
あの、西宮ガーデンズのそばのサロンですね?
そうそう。めちゃくちゃ立地が良かったのに、値段もいい感じだったんだよね。
最初2年ぐらいは箱庭セラピーを知ってもらうためにも小さいイベントとかもめっちゃでてた。
当時のイベントでのハルさん
でも、小さいイベントは出れば出るほど、ガチの個人の箱庭セラピーはできないことに気付かされた。
「箱庭って面白いねー楽しいねー」って体験で終わっちゃうのと
「家でも作ったらできますかねー?」みたいになっちゃって。
真髄が伝わらない感じが?
そうそう。
そこにぶち当たってしまって。
家でもできるなら「なんで箱庭セラピーがセラピーって呼ばれているのか?」だし、「なんでセラピストが作っているところを見ているのか?」ってことなんだよね。
でもその説明まではたどり着けなくて。
簡単にできそうに見えちゃいますよね。
楽しいから遊びのように見えちゃうのはもどかしいですね。
そうなんだよね。箱庭セラピーがそんなものじゃないっていうことがね、譲れなくて。
ちゃんと自分の思いが届けられる形でやろうって思って、外のイベントに出るのをやめて、サロンで自分でイベントを作ることにした。
それで、「グループ箱庭」のイベントをやることにしたんだよ。
箱庭セラピー(療法)箱庭キャラバンのはじまり【旅する箱庭師ハル】
へぇ〜。私は西宮ガーデンズのそばのサロンから引越しする寸前に受けにいったんですよね。
そうだったよね。
そのころは県外にもでるようになっていましたよね?
そうそう。
県外は尾道(広島)が最初だったの。
マッサージの先生が尾道に移住されて、そこで箱庭セラピーの場を作ってもらえることになったんだ。
でも、僕は尾道に高校までいたからさ。
同級生とかに出会っちゃうかもしれないと思ったけど、せっかく機会を頂いたからいくことにしたんだよね。
じゃあさ、まさに同級生が箱庭セラピーに申し込んできたんだよ!
えー!同級生が?偶然?
そうそう。
偶然。笑
僕は高校のときからフォルムが変わってないからさ。
ショートヘアだったんだ。
今のこの感じまんま。ホルモン打ってたから、声が低くなってたり、髭が生えたり、顔つきがちょっとだけ変わってたくらいで、原型はそのままだから、会ったらわかるんだよね。
名前も苗字は同じだしね。
即バレ?
即バレ。笑
でも、会っちゃったらどうしようもないやん。
「実は今はこんな感じ〜」って。
「そうなんじゃー」って普通にしてくれたんだけどね。
そんなハプニングもあったりしたよ。
箱庭セラピー(療法)がマイノリティを解放できる場に【旅する箱庭師ハル】
そういうハプニングもありつつ、カミングアウトも進みやすくなった感じだったんですか?
それもあるかな〜。
尾道でやるってことは、昔生活していたエリアに足を踏み入れるわけだから、そういうこともるあだろうとはおもっていたけど。
そこで生活していた当時はさ、自分がマイノリティであることを相談できる人とかいなかったからね。
周りにそういう人はいなかったんだ。
いなかったね。
若い頃ってまだネットも普及してなかったしね。
マイノリティの人たちがその頃に出会うとしたら、雑誌の文通コーナーとかからやりとりして知り合ったりとかね。
なるほど。そういうのがあったんですね。
そう。社会人になった頃にはネットが少しずつ普及してきて、繋がれるようにはなってきたんだけどね。
高校時代はなかったんだよね。
たしかに!なかった!働き出したときはらまだポケベルだったわ!
※ハルさんはギボンヌの1年兄貴
自分の中では、「女の子が好き」とか「男の子に見られたい」とか常にあったんだけど、でもそれは言っちゃいけないという思いがすごくあって、誰にも言わなかったんだよね。
話す相手によったら、一巻の終わり、みたいになりますしね。
そうそう。こわいじゃん。
でも、マイノリティの人にも箱庭セラピーを受けにきてほしいな、っていうのはある。
セラピーを受ける上で、マイノリティの部分を言えないでセラピーを受ける人もいるんだろうし。
そこがキモなのに、そこをいえずに箱庭セラピー受けるのは逆にしんどいんじゃないかって思うんだよね。
そこすらも大丈夫な感じに出せると開放感はすごいって思うからね。
ハルさんが経験したように?
そうそう。誰にも言えない辛さってやっぱりしんどいから。
この限られた空間の中では大丈夫だと思える、安心して開示できる場が1個でもあれば、人は生きていけるって思ってるの。
今日のギボンヌちゃんの箱庭じゃないけどさ、「ここで生きていける〜」てゆうのがあれば強いな〜って思う。
僕はそういう空間になれたらいいなと思う。
安心できる人が増えそうですよね。
自分も隠しておくのが嫌だっていうのもあったし。箱庭セラピーをやる以上はね。
それでカミングアウトに繋がったと思う。
自分がもってるもの、僕だったらマイノリティであることを共有できればいいなぁ。
箱庭セラピー(療法)とセラピストの力量【旅する箱庭師ハル】
実際にカミングアウトしてから、ハルさんの箱庭セラピーは変わった感じはありますか?
うん。変わりましたね。
やっぱり自分のなかの、枠が外れたというか。
それまでは、言えないから聞けないって言うのがあったわけ。
あー、なるほど。
自分が言ってないからこそ、踏み込めない領域があったの。
突っ込めないと。
そうそう。
それが一つ外れたから、自分もちょっと相手の世界に足を踏み入れる深さが増したというか。
それまで行けなかった領域に手が伸ばせるようになったというか。
へぇ〜。
箱庭セラピーって、「セラピストの力量」って言われるんだけど、ホンマにそれだと思った。
自分自身が如実に出るんだよね。
セラピスト側も自分がでるんだ。
自分が出していないと箱庭を読み込めないし、そういう人が来たときに自分も試される。
踏み込めないって事は、自分にもまだ自分で蓋をしているところがあることに気づかされる。
セラピスト次第っていうのは箱庭セラピー以外でもよく言われると思うけど、箱庭セラピーでもそういう風に言われるんですか?
箱庭セラピーって、スターターキットが全員一緒じゃないんですよ。
規定がないので。
一応、木箱の大きさ(57 × 72 × 7センチが原則だったりとかはあるけど。
ミニチュアに関しては、例えばこれを全部揃えないといけないとか、そういうのはないんだよね。
ハルさんの箱庭の箱とサラサラの砂
へぇ〜。ないんだ。
ミニチュアのカテゴライズはいろいろあったほうがいいとかはあるんだけど。
例えば、お人形はこれを使わないといけないとか、絶対これを入れないといけないとかは無いんだよね。
スターターキットが違うから、統計が取れないのね。
あー、なるほど。そうだね。
だから、統計が取りにくいセラピーと呼ばれているんだよ。
セラピストによってミニチュアが違うからね。
それが拾えるか拾えないかっていうのはセラピストの経験値とか臨床例とか、背景とかによって、視点や視野が違ってくるからね。
自分がそれだけの受け皿がないと拾えないし、見つけたとしても器がないと…
突っ込めないよね。
そうそう。僕も感じたことがある。
行きたいけど行けない、みたいな躊躇があるというか。
ここは踏み込んでいいのかな?と思う時期があったりもした。
すごい試されるなって思う。
箱庭セラピーの数を経験していくうちに、自分自身のセラピストとしての変化を感じたりする事はありましたか?
最初の頃は、ここは「ツッコミたいところ」という明らかなところがあっても、躊躇する事もあったんだけど。
その人から出てしまったもの、表現されたものに対する取り組み方というか、自分のアクションは大きく変わったね。
箱庭セラピー(療法)は分析だけではない【旅する箱庭師ハル】
さっき私が受けたときに言っていた「木がいっぱいあるときはこういう傾向がある」みたいな分析ではないところは、まさにセラピスト次第なところですよね。
うん。そう。
自分の感覚をどこまで信じていいのか?もあるんだけど、箱庭セラピーは分析ではないだよね。
ここは言葉で言うのは難しいんだけど。
分析で見るセラピストももちろんいると思うんだけど、僕は分析にあまり寄りたくはないんだよね。
心って生ものだからさ。
その人の気持ちが1番大事で。
自分の箱庭セラピーでは、そこを大事にしているんだよね。
経験値がないうちは、定説というか、「こうきたら、こうだ」という分析に当てはめてみたときもある。
でも、はたして、そうしていくのがいいのか?とは常に思っていたんだよね。
統計は所詮統計でしかないわけでさ。
実際、本人はそんなつもりで置いてないのかもしれないし、無意識に表れているのかもしれない。
どの箱庭もみんな、全部まるっと自分の心を表現してて。
その置いたものから感じる僕自身の「気持ち」もセンサーなわけじゃん。
いっぱい人の気持ちが表現されたものを見てきた中で培ったセンサーだから。
そこを恐れずに…正解とかじゃなくて…「僕はこう感じた」ていうのを伝えるようにはしているんだよね。
そこに行き着くまではかなり葛藤があったけどね。
私のが出来上がったときの、「ここに来たらすごいエネルギーがわ〜ってくるね〜」て言った時に、「そういう風に感じるんだ!」と思った。
自分以外の人のフィードバックは面白いなと思って聞いてたんだよね。
なんかいきなり分析とかから入ってこないのがいいなって。
語彙力がないから、「おー」とか「わー」とか擬音語が多いんだけどね。笑
でも拙い単語でもいいから僕が感じたことを伝えるようにはしていて。
分析をしちゃうと「頭」で考えてしまうからね。
「頭」で考えるとちょっとずズレるんだよね。
その人の箱庭を感じるんじゃなくって、セオリーとか分析に人の箱庭をあてはめに行く感じになると、もともとのその人からズレてしまう。
そこにある箱庭から感じるものから2人で対話をして、その世界観の中からその人を拾うように意識を置いているんだよね。
人それぞれなんだろうけど、僕はそんな感じで。
箱庭セラピー(療法)を学んだ先生【旅する箱庭師ハル】
セオリーとか分析に当てはめにいっていた頃もあったんですね?
あるある。もちろん。
でも、僕の先生が箱庭セラピーは分析じゃないってことを大切にされていたんだよね。
僕は本当にその先生に箱庭セラピーを教えていただけたのがすごく良かったと思う。
おいくつ位の先生なんですか?
年齢不詳なんだよね。
男の先生?
女の先生。
僕とそんなに変わらないと思う。
まだお若い先生だったんですね。
すごく大事なことをきちんと教えてくれた先生でした。
箱庭セラピーに、「空間配置」といって、4分割して分析する方法ももちろんあるんだけど。
そこから入っちゃうとやっぱり当てはめたり、分析に寄っちゃったりして危険だなぁって思うことがある。
絵のセラピーでもそういうのありますよね。
こっちが過去でこっちが未来みたいな。
そうそう。どうしても当てはめになってしまうとね「その人はどこにいるんですか?」ってなると思うんだよね。
その人はここにいるのに、箱庭をみてその人を見てないのは違うと思うんだよね。
全然カラダを診ない医者みたいな。
セオリーや分析はオブザーバー的な要素に留めておかないと、やっぱり大切なものを見失うなぁって思う。
ハルさんはポイントで見るのではなく、全体の印象から入る感じがありますよね。
そうだね。その人が作った世界観からどんな印象を受けるかは、率直にお伝えするようにしたりしてるよ。
伝えてみて、「思ってたんと違うー!」って反応の時もあったり、「そんなふうに見えるんだ〜」とかもあったりする。
前に、グループ箱庭であったよね。
箱庭のなかの川が急流に見える人とチャプチャプに見える人と。
そうそう。
結構そこら辺のイメージの違いとかもあるから、お互いの認識というか整合性を図っていったりする。
その世界を感じていくと言う意味でいうと、2人で同じ世界に潜っていくという感覚はあるよね。
お互いの認識を合わせに行く感じ?
そうだね。
その人がどういうことでそういう風に作ったかを知らないと、独りよがりな妄想箱庭分析みたいになっちゃうからね。
「僕にはこう見えている」って言うことで、1つの違う視点をいれてみて、そういう見方もできるのかなというのも出てくるんだよね。
その人がネガティブな要素で、それをおいたとして、でも僕には違うように見えたとしたら、その視点が入ることで一瞬切り替わるんですよ。
「なるほど。それもありか」ってなることもある。
視点がねー
そうそう。
違う視点を得ることで選択肢が増える。
選択肢が増えた上で、このまま今まで通りの視点で見るのか、新しい視点で見てみるのかを選べるようになる。
「ちょっと見てみようか〜」って見てみたけど、やっぱりこっちがいいならそれでもいいし。
何せ、選択できる自由があるのは1番大事。
これしかできない、ではしんどいから。
選択肢は何個もあるけど、私はこれを選ぶっていうのを自分で選んでいくことが大事で。
セラピストの視点が風穴になるときもある。
グループ箱庭なんかはその極みだよね。
4人でやれば、4人の視点が手に入るわけだから。
おわりに
旅する箱庭師ハルさんのインタビューの前半でした。
ハルさんという人が、箱庭師としてのハルさんという存在が浮かび上がってきたのではないかと思います。
セラピーって、私からすると毒にでもなりうると思っているので、委ねるセラピストって、私にとっては「信頼できる人か?」「どんな考えを持っている人なのか?」はとても重要になります。
ツールより「誰がやるか」なのです。
私がハルさんに箱庭をみてもらうのは信頼できるからです。
ハルさんへのインタビューで箱庭セラピーに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
インタビューは後半に続きます。
後半の【箱庭セラピー(療法)とは】何がわかる?旅する箱庭師ハルのインタビューしてみた②も読んでみてください。
そして、箱庭セラピーに興味を持たれたかたは、ぜひハルさんの箱庭キャラバンにであってください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
コメント