こんにちは。ギボンヌです。
2022年7月3日に山で生まれて初めてブヨ(ブユ・ブト)に噛まれました。
なんと脚だけで30ヶ所。
その順調に治るように思われたのですけど、意外にこれがキツかったのです。
わたしはブヨに噛まれたことがないし、ブヨを見たことがなかったです。
周りに噛まれたことがある人を見たこともないし、予備知識がまったくありませんでした。
それでまぁ、舐めていたんですねぇ。
1年経過してみて、偶然いろんなことが重なったことで、予後は思ったよりも回復していないのですが、代わりに発見したことがありました。
この発見したことについては、ネットでかなり調べても誰も明確に書いていないのですよね。
ブヨについては分布などの研究はあっても生態があまり調査研究されていないようです。
お医者さんにしても、医療記事にしても、ハンコをついたようなことしか書いていません。
「予防第一!噛まれたら強いくすり!」と。
お医者さんの記事を読んでも「ブヨと聞くと緊張感が走る」書いていたり、「わかっていないことが多い」と書いていたりして、まじめにやっているお医者さんでもその治療に手を焼いていることが見て取れます。
今回私が書くことは、医療関係者の発言では無いですし、研究者の発言でもありません。
ですから、信じるも信じないものその人次第です。
でも、自分の観察したことは今後、患者、医療関係者ともに他の人が利用できるように書き記しておいたほうがいいのではないかと思い、書くことにしました。
今回は私がブヨに30ヶ所噛まれた経験から発見した事と、そこからの注意点や、それに基づいて、ブヨ(ブユ・ブト)に噛まれた時にいち早く行っておきたい対処方法についてまとめてみました。
ブヨ(ブユ・ブト)のかゆみはいつまで?いつ治る?30ヶ所噛まれてわかった大切な初動対処法
結論から先に書きましょう。
理由は後にします。
1番大切なことです。
ブヨには絶対に噛まれるな!
ですね。
元も子もないですけど、1番大切なのはこれです。
ブヨは皮膚に止まってから噛むまでにすこし時差があるってなんかで調べたんだけど、どこでみたかを失念してしまいました。
とにかく見つけたら動いて止まらせないようにして逃げることが大切ですね。
なんとしても噛まれないように死守しましょう。
それでも、もし噛まれたらですね。
ブヨ(ブユ・ブト)に噛まれたらすぐにやるべきことは、「流水で歯ブラシでゴシゴシやるくらいに洗うこと」です。
その上で、できればポイズンリムーバーや手でしぼりだすようにして毒だしをしたほうがいいです。
そして、絞り出した毒も綺麗に水で洗うこと。
水がなければ、お茶とかでもいいです。
なぜ、洗うかというと、ブヨは刺すのではなく、肉を噛みちぎって血を吸うからです。
ハチのように針で差し込むものであればポイズンリムーバーがもっとも有効なのだと思います。
ブヨは表皮を噛みちぎって、その跡から出血させます。
その血をすするのです。
噛みちぎった時にブヨの毒が噛み跡と血に混じるのですけど、それをとにかく「早く!」流水でゴシゴシ洗い流すことが大事です。
ちなみに、消毒液はダメです。
皮膚が火傷状態にダメージを受けてしまうので、水で洗いましょう。
歯ブラシでゴシゴシするくらい洗うのがいいと思います。
ブヨに噛まれてもすぐには痒みがでたり赤みが出たり腫れたりしません。
それは最初は表皮の噛み跡と血液にしか毒素がのっていないからだと思います。
蚊や蜂と違うところです。
けれど、そのまま洗わずにいれば、体内に毒素が入り込んできてしまいます。
それで赤みが広がったり、腫れてきたりします。
最初の赤みが出る前の段階で毒素を綺麗に洗い流すことがブヨに噛まれたときの初動の肝であると思います。
とにかく、ブヨの毒はキツイのです。
山でブヨに噛まれた経験をすると、山に入る時は肌を出さないようにするなどの予防をするようになります。
これを読んでいる方はすでに噛まれてしまった後だと思うので、そんな予防については敢えて書く必要はないでしょう。
ブヨ(ブユ・ブト)のかゆみはいつまで?
ブヨに噛まれてしまって、上記の初動の対処をしなかった場合は、腫れたり、痒みが長く続いたりすることは避けられないと思います。
ブヨに噛まれたら、最初は痒みはないのです。
赤くなり、腫れてきて、熱を持って、痛くなって、酷いと歩くのが辛くなったりします。
そして、それが落ち着いてくると、痒みがでてきます。
ブヨに30箇所も噛まれてしまうと、全身に影響を及ぼします。
熱が出てすこし寝込みました。
その後、生理が止まりました。
それほどにカラダが全力でその毒と戦わなくてはいけない状況になります。
それで弱ったカラダの私は流行りの風邪にもかかり、しっかり発熱してくれたものの、ブヨ毒を撃退することはできませんでした。
その痒みは、噛まれた数とか、人によると思いますけど、わたしは1年経過してもかゆいです。
ブヨ(ブユ・ブト)の噛み跡はいつ治る?
ブヨに噛まれた後は、なかなか治りません。
これは回復力(年齢や体力)によっても差があると思います。
お医者さんは、ブヨに噛まれたあとは強めのステ□イドを念入りに塗ることを勧めている記事が多いです。
わたしはアトピー性皮膚炎を経験していて、その手のくすりはパスしたいので使いません。(最初に知らずにムヒアルファをつけてしまいましたが)
なぜなら本質の治療ではないからです。
そういったくすりを使うと皮膚を強制的に修復することができるのですが、患者として、それがどういうことかを考えてみる必要があります。
傷が治るということは、カラダに取り込んだブヨ毒を排出しないままに蓋をするということになります。
くすりで皮膚が見た目に治ってからも、「時々皮膚が痛む」ということを書いている人がいますが、それは仕方のないことだと思います。
ブヨの噛み跡は痒みだけでなく針をチクチクしたような痛みがあるのです。
独特な感じがあります。
痛いだけならいいですが、何年も経ってからカラダに影響することがないとは言い切れないと思います。
ブヨ(ブユ・ブト)のかゆみはいつまで?いつ治る?30ヶ所噛まれてわかったブヨ毒の扱い
わたしはブヨに30ヶ所噛まれてから、いろんなことが重なったおかげで医者や専門家ですらネットに書いていないある事に気づきました。
これも結論から言います。
ブヨの毒はかなり長く残ります。
そして、掻きむしると出てくる汁には毒が含まれていて、表皮に傷がつくと、毒素が汁と共にでて、爪につきます。
そして、その毒素はほかの場所にもうつります。
つまり、ブヨの噛み跡をポリポリと掻いた指先でほかの場所を掻くと、ブヨの噛み跡様のクローン跡が増殖されるということです。
これになぜ気づいたかを説明します。
私は、ブヨに30ヶ所噛まれた影響がかなりキツくて、生理がかなり遅れてしまいました。
そんなカラダの免疫力が落ち、生理が止まったところに、流行りの大風邪を引いてしまいました。
それほどに体力が落ちて、免疫力がさがってしまったので、ブヨ痕を回復させる力も弱まってしまっていました。
そこで、さらにはアトピーが再発しまったのです。
私のアトピーは肘の内側、膝の裏、頭皮、乳房、尾骶骨に痒みが出ます。
それで寝ている間に、「足を掻いて→アトピー掻く」をやってしまっていました。
最初は「アトピーが悪化した」と思いました。
でも、これまで私が経験したアトピーの症状とか違っていたのです。
なぜか蚊に刺されたところもなかなか治りません。
クレーター状になって悪化してきます。
それで、ブヨ毒がうつってしまったのだと気付きました。
蚊に刺されたところも寝ている間に掻いていたらブヨ毒がうつったのです。
あちこち痒くなってきたときに、アトピー 好発部位の膝裏や乳房、尾骶骨、それに関係ない背中も掻いていたようなのですが、かいたところはもれなくブヨ毒かうつりました。
乳房をやってしまったことは後悔が大きいです。とにかく、痛痒い。
これは一年経っても痒いままです。
頭皮はアトピーがでていますが、痒くないのでうつりませんでした。
それにブヨの噛み跡の周りもポリポリ掻きむしってしまうので、噛み跡の周りにも細かいプツプツがでてきます。
これも、表皮の細かな傷にブヨ毒がうつってしまったためです。
ブヨ毒がうつったことがわかるのは、掻きやすい場所にだけぶつぶつができることがわかったからです。
アレルギーなら掻きやすい場所にかぎらないからです。
それに、先程書いたように、ブヨ毒は痒みだけでなく、針でチクチクしたような痛みがでるのです。
独特なのでわかります。
弱ったカラダが回復してきて、アトピーが引いてからもこの傷は治りません。
それに、傷跡がクレーターになるので、わかります。
ただの引っ掻きあとのカサブタとは違う、クレーター状のカサブタができるのです。
どんなにちいさなカサブタも、クレーターのようになっています。
【追記】ブヨ跡からうつったブヨ跡を掻いて第3のブヨ跡にうつってしまいました。
掻きむしらないほうがいいのですけど、まぁ、やってしまいます。
寝ている間は特にやってしまいます。
寝ている時はフィルムを貼っておくと掻きむしらないでいいかもしれません。
わたしは湿潤療法的にフィルムを貼ることもやりますが、何しろ30ヶ所とクローン部とで多すぎて手が回らず、半分諦め状態にもなっています。
徹底的に毒だしをしようと、バームに塩をつけてフィルムでカバーして過ごしたりもしました。
解毒はできるので、かなり膨らみが落ち着いてきますが、なかなかです。
なぜならフィルムのなかに溜まった汁もブヨ毒なので、噛み痕の周りが毒でただれてきます。
こんな風なので毎日はとてもやっていられないので、ついにはほったらかして1年が過ぎました。
そろそろ、部分的に湿潤療法で毒だししたいと思います。
湿潤療法の夏井睦先生の動画をみていたら、猫に噛まれた痕のインフェクション(感染)の解説がありました。
インフェクションの場合でも傷が治ると塞がれてしまうのでドレーンを入れて湿潤するということです。
やはり、インフェクションではない毒だけど、外に毒をいかに出すかを考えると、傷が治ってはいけないのですね。
複雑ですが、一年過ぎても私の傷が治らなくてよかったです。
ちゃんと毒をだしきりたいと思います。
私はカラダ活動家なので、ブヨ痕の長引きも研究として前向きにとらえられるのですが、一般的にブヨは結構辛いと思うので、やはり、予防と噛まれた直後の初動の対処法が大事だとおもいます。
ブヨは綺麗な水がある野山で、雨など湿気の多い時にでてくるので、そんな場所に行く時は要注意です。
おわりに
今回は私がブヨに30ヶ所噛まれた経過の中で気づいたことと、大切な噛まれた直後の対処法について書きました。
直後の対処法については2回目噛まれていないので、おそらくそうであろう、という対処法です。
今後またブヨに噛まれることがあれば、必ずそうします!ということを書きました。
でも、次は絶対に噛まれません!噛ませません!2度と噛ませません!
次に対処してどんな結果になるかを試したいとは思うけど、正直なところ2度と噛まれたくないほど大変だったのです。
それだけブヨ毒がキツイです。
だから、ブヨの研究って進まないのでしょう。
ブヨ毒が指先から他の掻き跡にうつるということは、意外と知られていないと思います。
そんなこと知ってたら、こうはならなかった!と思いますし、甘く見ていたことへの後悔も大きいので、こうしたことが多くの人に事前に知られているといいと思いました。
アレルギーで広がったと思っている人も多いかもしれません。
少しでも辛い思いをする人が減ったらいいなーと思います。
最後までおよみくださりありがとうございます。
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