こんにちは。ギボンヌです。
太陽熱で料理ができるほど熱を集めることができるということを聞いて、すごく関心を持ちました。
大人は「太陽熱で料理できるんだよ〜」と口ではいうけど、本当にやって確かめてる人が少ないんですよね。
どのくらいどうなのか?
お日様の強さや季節、天候によっても随分違いがあると思います。
かかる時間もお日様任せです。
火を使う料理とは勝手も違うと思います。
これはやってみないと分からないですよね。
今回はソーラークッカーをダンボールなどで簡単に作れる作り方と、それを使ってさつまいもにどのくらい火(陽)が通るのか?をテストしてみました。
ソーラークッカーのダンボールで簡単な作り方は?
今回はダンボールや100均で手に入る材料を使ってソーラークッカーを作れるやり方を試しています。
この作り方はNHKテキスト「趣味どきっ」(2018.10-11)おひさまライフで日本ソーラークッキング協会事務局長の西川豊子さんが紹介されていた「ダンボールクッカー」です。
ソーラークッカーのダンボールで簡単な作り方は?【材料】
西川豊子さんのダンボールクッカーの材料はダンボールや、100均などで手に入るものでつくることができます。
私の材料は西川さんの材料とはちょっとかわっています。
100均のアルミシートはキッチンなどの汚れ防止に貼るような商品があります。
それはシールになっているので、ボンドなしに貼り付けることができます。
割りピンを100均でみつけられなかったので、代わりに針金とビーズを使うことにしました。
アルミ缶がなかったので、スチールの茶筒を使っています。
アルミ缶をマーカーで塗らずに、黒い画用紙を貼ることにしました。
五徳が見つけられず、家にあったポプリ入れにしていたものを使うことにしました。
ソーラークッカーのダンボールで簡単な作り方は?【設計】
ソーラークッカー の図面はこんな感じです。
ダンボールはアスクルのティッシュペーパーのダンボールを貰ってきました。
ティッシュペーパーなどの大きめなダンボールだと、切り目にうまく合わせて切ることができたので良かったです。
ソーラークッカーのダンボールで簡単な作り方は?【本体製作】
展開図通りにダンボールをカットして、定規をつかって折り目を事前に入れておき、アルミシートを貼りました。
アルミシートの周りを粘着テープで補強します。
アルミシートの面は粘着テープが5ミリ程度(最低限)で貼り付け補強します。
補強ができたら、展開図の「丸めて半円筒にする」というところをアルミホイルの芯を使って丸みをつけます。
私はアルミホイルの芯がなかったので、定規で少しずつ折り目を入れて筒状にしました。
セッティングと調節のための穴をあけます。
谷折りのほうは1cm×5cmのところに穴をあけます。
半円筒のほうは1cm×5cm(夏の穴)のところと、1cm×12cm(冬の穴)(5cmの穴から7cmのところ)のところに穴をあけます。
谷折り山折りのほうと半円筒のほうを穴で固定します。
針金にストッパーとしての木のビーズを通して、折り曲げて穴に差し込み、針金を広げて固定します。
これで、ダンボールクッカーの本体が完成しました。
ソーラークッカーのダンボールで簡単な作り方は?【備品製作】
本体ができましたが、調理をするためには、コンロの五徳やお鍋にあたるものが必要です。
大きめの瓶とその中に入る大きさの缶が必要です。
私は家にあったガラス瓶と、茶筒を使うことにしました。
インスタントコーヒーの瓶が最適かと思ったのですが、意外に茶筒が入りませんでした。
茶筒は黒い画用紙を貼りました。
黒くする事で太陽熱を集めやすくなります。
今回ははテストとして、さつまいもを調理してみることにしました。
ソーラークッカーで焼き芋作ってみた
本には焼き芋のレシピがありますが、果たして焼き芋になるのか?
蒸し芋になるのか?
火がとおるのでしょうか?
ソーラークッカーで焼き芋【セッティング】
茶筒に入る大きさのさつまいもを、アルミホイルに包んで茶筒にいれます。
五徳がわりのポプリ入れの上に茶筒を乗せ、ガラス瓶をかぶせます。
重り用に水をいれたペットボトルを両サイドにおきます。
朝8時半からスタートしました。
太陽に向けるセッティングは半円筒の真後ろに影が来るようにします。
ソーラークッカーで焼き芋【調整】
用事をしながら、1時間に1回程度、調節をしました。
常に半円筒の真後ろに影が来るようにセッティングを変えます。
これは難しくないのがいいですね。
最終的に真反対を向いていました。
ソーラークッカーで焼き芋【確認】
季節は春。
3月の晴れの日です。
日差しがでてきてはいますが、朝は肌寒いような時期。
はじめてのテストでもあったので、朝からスタートして夕方まで調節しながら経過させてみました。
夕方に終了することにし、ガラス瓶を触れると冷たいです。
風が冷たくなってきていました。
茶筒はどうかと触ってみたら、結構温かいです。
熱くてさわれないほどではありません。
さつまいもを取り出してみました。
ホカホカしています。
触った感触がやわらかくなっていることがわかりました。
アルミホイルを開いて、さつまいもを割ってみました。
真ん中から軽く割れました。
中まで火(陽)が通っているのがわかります。
ソーラークッカーで焼き芋【食べてみた】
ダンボールクッカーで調理したさつまいもを食べてみました。
中まで火が通っています。
今回はテストとしてやっているので、さつまいもをまるごと入れていました。
太さがあるものなのに、ちゃんと火が通っていることに驚きです。
でも、焼き芋でも蒸し芋でもない感じがします。
シャリシャリしています。
なんとも言えない感じ。
ソーラークッキングの料理の感じを初めて体験しました。
ソーラークッカーで焼き芋【改善点】
今回、初めてソーラークッカーで調理のをしてみました。
やってみて、満足もあります。
でも、改善できるところはありますね。
今回は身近にあるもので間に合わせでやっていました。
五徳がわりのポプリ入れの位置が高いかもしれなかったりしますし、アルミ缶の熱伝導のほうが良いのかもしれなかったりします。
素材によって、向き不向き、得意不得意があるのかもしれません。
他にも試してみたいと思います。
おわりに
今回はソーラークッカーをダンボールなどで簡単に作れる作り方と、それを使ってさつまいもにどのくらい火(陽)が通るのか?をテストしてみました。
意外といけましたね。
ちょっと驚きました。
色々まだ改善点があるので、もう少し精度をあげていきたいと思います。
また紹介していきますね。
最後までお読みくださりありがとうございます。
コメント